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社会医療法人財団慈泉会
相澤病院
〒390-8510
長野県松本市本庄2-5-1
TEL:0263-33-8600
FAX:0263-32-6763
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診療のご案内 手術について

冠動脈バイパス手術(CABG)について

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平成28年度データ

入院治療患者数

バイパス手術のみ他の心臓手術を伴う
冠動脈バイパス手術を施行した患者数20人8人

年齢構成

バイパス手術のみ他の心臓手術を伴う
~59歳3人0人
60~69歳9人2人
70~79歳5人3人
80歳~3人3人
冠動脈バイパス手術を施行した患者の平均年齢67.4歳75.3歳

バイパス手術のみ

他の心臓手術を伴う

平均在院日数

バイパス手術のみ
冠動脈バイパス手術を施行した患者の平均在院日数17.2日
入院してから手術までの平均在院日数4.4日
手術してから退院までの平均在院日数11.8日
当院に入院した患者の平均在院日数12.8日

冠動脈バイパス手術を施行した患者の術後在院日数の分布

バイパス手術のみ
~14日19人
15~21日1人

術後在院日数

年齢別術後平均在院日数

バイパス手術のみ
~59歳11.7日
60~69歳11.2日
70~79歳10.6日
80歳~15.7日
冠動脈バイパス手術(CABG)を
施行した患者の平均在院日数
11.8日

年齢別術後平均在院日数

退院状況

バイパス手術のみ
自宅へ退院18人
他病院へ転院※11人
その他(介護施設への入所等)1人
死亡退院0人
  • 転院とは、他病院で引き続き入院する場合です。

退院状況

  • 掲載した統計は、DPCデータを用いたものです。

適応となる疾患

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)

心臓のまわりには冠動脈とよばれる血管があり、心臓はこの冠動脈を流れる血液から酸素や栄養を供給されています。冠動脈の内部に狭い部分(狭窄)があると、十分な血液を心臓に送ることができなくなり、心筋が酸素不足(虚血)になって胸痛発作が起こります。

“狭心症”は冠動脈の狭窄部に血流が残っているものの、運動中など心臓が酸素を多く必要とする時に心筋が酸素不足になって胸痛発作が起こります。安静にして心臓を休ませると、酸素不足は改善して痛みはなくなります。

一方、”心筋梗塞”は冠動脈が完全につまって血流が途絶えてしまい、心筋の一部が死んでしまった状態(壊死)です。心筋壊死が広範囲に及んでしまうと、血圧を維持できずショック状態となり、重度の場合には突然死に至ることもあります。

冠動脈の狭窄は動脈硬化によるものがほとんどです。

心臓・冠動脈

冠動脈バイパス手術とは

冠動脈バイパス手術とは

冠動脈の狭窄部を飛び越して、血液が流れるバイパス(迂回路)をつくることで、その先の冠動脈に十分な血液が流れるようにする手術です。バイパスにする血管(グラフト)は、内胸動脈や胃大網動脈、大伏在静脈などを採取して用います。当院では動脈グラフトを第一選択肢として、患者さんの血管の性状に合わせて最適なパイパス手術となるよう努めています。

冠動脈バイパス手術にかかる時間

つなぐ血管の数によって異なりますが、おおむね5~8時間で終了します。

手術の特徴

  • 手術は全身麻酔をして行います。心臓の手術には、人工心肺(心臓および肺の働きを代行する装置)を使用しながら、心臓を一時的に停止して行う手術と、人工心肺は用いずに心臓を動かしたまま行う手術があります。当院での冠動脈バイパス術は、基本的には人工心肺を使わずに心臓を動かしたまま行う、低侵襲な手術を行っています。また、無輸血での手術を目指しています。
  • 狭心症や心筋梗塞の手術は、カテーテルによる治療が行われることも多くなってきています。治療方法の選択は、患者さんごとに検査結果等によって検討、相談をします。

予期される合併症

冠動脈バイパス手術において、手術中・手術後の危険性や合併症として、以下のようなものが予見されます。手術を行う前には、患者さんの状態や手術内容により、個別に評価を行って説明をしています。

  • 心不全(周術期の急性心筋梗塞などを含む)
  • 出血
  • 脳梗塞等の脳合併症(てんかん発作も含む)
  • 不整脈(致死性不整脈を含む)
  • 腎不全(まれに透析が必要になる場合があります)
  • 感染(局所:創部等、全身:肺炎、敗血症等)
  • 胃潰瘍や消化管出血などの消化器合併症
  • その他(偶発症)

標準的な入院スケジュール

当院では治療や検査を進める標準的なスケジュール表を、あらかじめ作成しています。スケジュールに沿った治療、検査を行うことで、治療内容や安全性を一定に保つことができます。(緊急入院や合併症のある場合などは、個別にスケジュールを立てることがあります。)

入院スケジュール

  • 冠動脈バイパス手術を行うための入院

狭心症に対する冠動脈バイパス手術を行うための入院



  • 胃大網動脈を使用しない手術のスケジュール表です。
  • 掲載されている「入院スケジュール」等は、平成29年9月30日現在のものです。内容は変更となる可能性があります。