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社会医療法人財団慈泉会
相澤病院
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経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)について

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平成28年度データ

入院治療患者数

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を施行した症例数80件

年齢構成

40~49歳2件
50~59歳5件
60~69歳17件
70~79歳32件
80~89歳24件
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を
施行した患者の平均年齢
73.1歳

平均在院日数

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を施行した患者の平均在院日数5.7日
手術してから退院までの平均在院日数3.6日
当院に入院した患者の平均在院日数12.8日
  • 入院中に経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を施行した患者さんから、他疾患の治療のためなどで入院期間が長くなった患者さんを除いて集計しています。(在院日数分布、年齢別平均在院日数についても同様です。)

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を施行した患者の在院日数の分布

在院日数 4日1件
在院日数 5日47件
在院日数 6日27件
在院日数 7~9日0件
在院日数 10日以上4件

年齢別平均在院日数

40~49歳5.0日
50~59歳5.6日
60~69歳5.7日
70~79歳6.0日
80~89歳5.4日
経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)で
入院した患者の平均在院日数
5.7日

退院状況

自宅へ退院79人
他病院へ転院※11人
その他(介護施設への入所等)0人
  • 転院とは、他病院で引き続き入院する場合です。

  • 掲載した統計は、DPCデータを用いたものです。

適応となる疾患

膀胱腫瘍・がん

膀胱内に発生する腫瘍は、良性の腫瘍〔膀胱腫瘍〕と悪性のがん〔膀胱がん〕に分けられます。さらに膀胱がんは、悪性度の低い“表在性膀胱がん”と、悪性度の高い“浸潤性膀胱がん”に分けられます。

“表在性膀胱がん”は、乳頭状の発育をすることが多く、根が浅く浸潤や転移傾向が少ないため、内視鏡で切除することの多い腫瘍です。

一方“浸潤性膀胱がん”は、膀胱の壁に深く浸潤(根が深く)しているもので、肺・骨・リンパ節などに転移する可能性があり、膀胱全摘術を中心として抗がん剤治療や放射線治療などが治療法として選択されます。

経尿道的膀胱腫瘍切除術とは

治療を進めていくには、この腫瘍を切除したうえで、切除組織の検査を行ない、腫瘍が悪性(がん)なのか良性なのか、もし悪性(がん)であればどの程度悪いものなのか(悪性度・浸潤度)を、よく調べる必要があります。

経尿道的膀胱腫瘍切除術とは、開腹せずに手術用内視鏡を用いて、これらの膀胱腫瘍を切除する治療のことです。切除した腫瘍が、良性の腫瘍あるいは“表在性膀胱がん”であれば、この手術が根治的治療となりますし、“浸潤性膀胱がん”であっても、がんの状態を評価して今後の治療方針を決定するために、必要な手術です。

経尿道的膀胱腫瘍切除術の特徴

手術は脊椎麻酔(腰椎麻酔)で行われます(まれに、全身麻酔で行なう場合もあります)。 外尿道口より手術用内視鏡を尿道から膀胱内に挿入し、潅流液(生理食塩水)を膀胱内に注入しながら、膀胱内の腫瘍を内視鏡用電気メスにて切除します。手術時間は30分~1時間位を要します。

切除した膀胱腫瘍は、腫瘍の性質(悪性なのか良性なのか)、深達度(どの深さまで腫瘍が達しているか)を調べるために、病理組織検査に提出します。(病理組織検査の結果は、約1~2週間後に判明します。)

腫瘍の切除後に、尿道から膀胱内にカテーテル(細い管)を留置して手術を終了します。この尿道カテーテルは術後2~4日目に抜去します。

予期される合併症

手術は安全に行なわれますが、術中および術後の主な合併症として、まれに次の様なことを生じる可能性があります。

出血(血尿)
手術後にはほとんどの方に血尿は見られますが、自然に治まる例が大部分です。出血の程度が強い場合には、輸血や内視鏡による止血手術が必要になることがあります。
膀胱壁の穿孔
手術中に膀胱の壁に穴が開いてしまうことがあります。小さな穴であれば、尿道カテーテルを留置しておくことにより、自然に塞がることを待つ治療を行います。穴の大きさや開いた場所によっては、腹膜炎をきたす危険性もあり、開腹手術が必要になることがあります。
尿道の違和感
尿道にカテーテルが入っているため、違和感や不快感を感じることがありますが、座薬などの消炎鎮痛剤により軽減することができます。
感染症
尿路感染症により、術後の発熱や排尿痛、陰嚢内容の疼痛(精巣上体炎)などが生じることがあります。
排尿困難・排尿痛・尿失禁
カテーテル抜去後、数日から数週間続くことがあります。通常は一週間程度で改善します。
頭痛
腰椎麻酔の合併症として、術後数日から出現しますが、多くの場合は自然に軽快します。

標準的な入院スケジュール

当院では治療や検査を進める標準的なスケジュール表を、あらかじめ作成しています。スケジュールに沿った治療、検査を行うことで、治療内容や安全性を一定に保つことができます。(緊急入院や合併症のある場合などは、個別にスケジュールを立てることがあります。)

入院スケジュール

  • 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を行うための入院

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)を行うための入院

  • 掲載されている「入院スケジュール」等は、平成29年9月30日現在のものです。内容は変更となる可能性があります。