脳卒中・脳神経センター 高気圧酸素治療センター

高気圧酸素治療とは、大気圧よりも高い気圧環境(2-3気圧程度)で高濃度酸素を使用することに下記のような効果を利用する
治療です。
① 血液中の酸素量を増やし、体内の低酸素状態の改善効果
② 酸素の抗菌作用を利用し、細菌感染を治療する抗菌効果
③ 体内にたまった気体を圧縮し、再吸収することで組織循環を
  改善し、 むくみをとる体内気体の圧縮・溶解効果

 

当院での主な治療対象は急性一酸化炭素中毒、急性脳浮腫、腸閉塞などです。 急性期病院として、24時間365日の受け入れをしている当院においては、高気圧酸素治療も、救急患者さまに対応可能な体制をとり、迅速な受け入れと安全な治療に心がけています。
また、治療の適応と安全管理を見直し、良質な高気圧酸素治療の提供ができるように努めています。

 

医師紹介

北澤 和夫

副院長
脳卒中・脳神経センター長

脳卒中集中治療センター長

高気圧酸素治療センター長

回復期リハビリテーションセンター長

  • 昭和60年 信州大学医学部卒
  • 日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
  • 日本頭痛学会頭痛専門医
  • 日本リハビリテーシヨン医学会認定臨床医
  • 日本脳卒中学会脳卒中専門医
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • 日本救急医学会認定医
  • 日本高気圧環境・潜水医学会専門医
  • 長野県メディカルコントロール認定
  • 信州大学医学部脳神経外科学講座臨床教授

・スタッフ構成

高気圧酸素治療管理医 1名

 

ME課スタッフ 13名

実績

・2017年度 高気圧酸素治療統計

 
治療患者数
総治療件数
急性期治療
件数
慢性期治療
件数
2017年
4月 3 14 9 5
5月 0 0 0 0
6月 4 16 10 6
7月 1 6 4 2
8月 3 18 1 17
9月 0 0 0 0
10月 2 26 0 26
11月 3 34 11 23
12月 3 16 9 7
2018年
1月 3 15 10 5
2月 4 40 7 33
3月 4 20 12 8
合計
30(重複3名) 205 73 132
 
急性期治療件数
慢性期治療件数
年間治療件数
(n=205)
73 132
年間治療件数割合
35.6% 64.4%
疾患
人数
割合(%)
両下肢壊死
1人 3.7%
腸閉塞
8人 29.6%
難治性皮膚潰瘍
1人 3.7%
骨髄炎
1人 3.7%
脳浮腫
3人 11.1%
放射線性膀胱炎
1人 3.7%
開放脱白骨折
1人 3.7%
CO中毒
3人 11.1%
突発性難聴
1人 3.7%
重症下肢虚血
3人 11.1%
網膜中心動脈閉塞
3人 11.1%
熱傷
1人 3.7%
合計
27人

治療体制

治療体制 通常の治療時間 9:00~17:00(日曜日以外、祝祭日を含めて毎日)
緊急症例には24時間365日対応できる体制となっている。
治療機器 第1種装置
1日の予定治療件数枠 4件

・基本治療内容

治療時間 1時間40分(加圧20分+治療60分+減圧20分) 2気圧
治療回数 5回(1件当たりの基本回数)

主な治療疾患

1.脳梗塞(頭部外傷・開頭術など)による意識障害・脳浮腫
2.腸閉塞(イレウス)
3.網膜動脈閉塞症
4.急性一酸化酸素中毒
5.急性抹消血管障害
6.重症低酸素性能機能障害

高気圧酸素治療とは

高気圧酸素治療は、高い気圧環境を器機内で発生させ、その中に患者さんを収容し、高濃度酸素吸入を行うことによって低酸素状態の改善をはかろうとする治療行為です。

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