2014年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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化を図ってきている。そこで、当院としては、救急医療を受けるなら「相澤」と言っていただける付加価値を見出すことが必要である。その付加価値とは、さらなるソフト面(医療の質、サービスの質の根底にある「人間関係の構築」)の強化と考える。(1)ER事務課スタッフは患者や家族に安心感を持ってもらうよう、緊急でERを受診する患者の受付方法を標準化する。その後、トリアージナース及び診療担当医とバトンタッチしていくが、それぞれの担当者についても、聞取りなどの標準化を図る。(2)ER事務職員として患者介助の研修を受け、患者や家族に安心してもらえる介助を行う。(3)保険証の登録方法や確認方法及び会計方法を改善することによって患者の信頼を得る。(4)患者のニーズも去ることながら、救急医療を展開してきている当院ERスタッフの認識も変化してきている。今一度、当院が目指す救急医療を再認識してもらうためにも、3年後に予定している救命救急センター10周年式典に併せて記念誌を発行する。記念誌を作成するということは、当院の救急医療を振り返ることになる。そしてあらたな歩みを始める。記念誌には救命救急センターがどれだけ機能しているのか掲載する必要があり、特に3次救急患者(重篤患者)の受診状況や、救急病床の利用状況は救命救急センターを評価する上で必須項目である。これらの情報を正確に収集し、総合的に評価した統計情報を掲載することが重要である。その他にも救命救急入院料や脳卒中ケアユニット入院医学管理料、ハイケアユニット入院医学管理料などの様々な算定情報を集計し、管理・評価していくことも必要である。上記の情報を収集できる統計システムを作成し、管理・評価するとともに記念誌にも掲載する。2.サービス内容救命救急センターの受診者及び同伴者に対する下記業務・受診者受付業務(1)患者情報登録及び保険登録・保険証確認(2)救急車及び救急ヘリコプターの受入れ(3)トリアージ・問診補助(4)外線対応(患者・登録医からの受診申し込み、予約変更等)(5)広域災害システム更新・災害発生時更新(6)身元不明患者に対する身元調査に関わる関係部署及び外部との連絡調整(7)保険証不携帯患者における、保険者への資格確認および連絡調整(8)その他受付に関わる事項・会計業務(1)医療費算定・請求業務(2)会計業務(入金・返金)(3)労災・自賠責・第三者行為に関する説明(4)診療予約代行入力(5)診断書作成補助業務(6)未収金管理業務・統計・データ収集・分析(1)受診患者データベース入力(2)受診患者統計情報の作成(3)救急車・救急ヘリの搬送数・シェアデータ分析・診療支援・看護師業務支援、その他(1)医師の支援に関わる業務(2)看護師の支援に関わる業務(患者案内・検体運搬等必要に応じて)(3)救急症例検討会(毎週火曜日朝開催)の運営(4)モービルER及びドクターカーの運転業務(有資格者のみ)6.相澤病院84

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