2014年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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心臓病患者療養支援チームリーダー小林亨1.目的循環器系疾患の再発予防・発症予防を支援する。今年度は当院に入院して心臓リハビリテーションを行った心不全患者およびその家族らに対して、病態理解や心不全管理手法などを援助し、良好な病態理解のもとに心不全管理がなされた結果、再入院を予防することを目的とした。2.構成リーダー小林亨(理学療法士)サブリーダー大見朋哲(理学療法士)メンバー木下聖(理学療法士)/上條若奈(管理栄養士)/竹内仁(薬剤師)/城戸茜(看護師)/高橋祥子(看護師)/木下伊津美(看護師)/恒元秀夫(心臓血管外科医)/鈴木智裕(循環器内科医)/丸山春奈(臨床心理士)/三村隆典(臨床検査技師)/竹内美幸(社会福祉士)/青木静江(診療情報管理課)3.活動内容・実績2013年度の活動で作成された「心不全管理七つのコツ」と題したパンフレットを用いて多職種により心不全管理援助を行った。2014年7月〜2015年3月までに循環器内科に心不全で入院して心臓リハビリテーションを実施した患者は、延べ165名(平均年齢84.8歳)、79歳以下39名、80歳台67名、90歳以上59名であった。パンフレットの使用が定着してきた2015年1月1日〜3月15日に退院した連続47名中32名(68%)に対して、パンフレットを使用した個別指導が実施された。パンフレットの使用を見合わせた理由は、重症心不全例、認知機能低下例に加えてご家族が来院されない例、心不全管理が施設職員などに依存している例、などであった。個別指導後の確認テストによって理解度が判定され、概ね良好な理解が得られた。しかし、退院時に理解できていても退院後の生活で十分な管理を継続できるかどうかは別問題であり、次年度以降は支援対象者の再入院率を継続的にモニタリングし、また心不全管理の程度などの追跡調査を行う予定である。321

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