2014年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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【脳卒中・脳神経リハセンター】1.ビジョン慈泉会ビジョンである、『総合力を有する急性期病院として、医療計画の対象である疾病と事業に対して積極的に関わり、地域医療計画の達成に寄与する』ために、第6次長野県保健医療計画(信州保健医療総合計画)で目指すべき方向とされる、「急性期のセルフケアの自立を支援するリハの充実と医療連携体制」の強化を行う。具体的には、・セルフケア能力の予後予測フローチャートを活用し、急性期脳外科患者が早期に転帰先を見極めるシステムを運用する。・転帰先に応じ、積極的な地域連携クリティカルパスの活用(病・病連携)や医療関連サービス・介護サービスと連携(在宅復帰支援)を図る。2.サービス内容(1)対象リハ科・脳神経外科・神経内科で治療されている、脳卒中、頭部外傷、パーキンソン病などの中枢神経疾患や神経難病、廃用症候群の患者(2)概要①急性期リハ急性期より積極的にリハ(評価、実施計画、訓練)を行うことで、機能改善の促進と廃用症候群の予防により、歩行能力や上肢機能・高次脳機能障害の効果的改善を支援。②摂食嚥下障害に対する支援各種検査を活用により安全な食事形態を判断し、継続的に安心して食事摂取が行えるように支援。また、必要に応じて、在宅療養者を対象に検査・リハ・指導を実施。③正常歩行獲得に向けた装具療法による支援脳卒中後の下肢麻痺に対し、正常歩行に近似した筋活動を促すための底屈制動油圧ダンパー付足継ぎ手を用いた下肢装具を活用し積極的に歩行練習を実施。また、GaitJudgesystem®を用いて、足関節の可動域や関節モーメントを数値化し、理学療法プログラムへ反映。④多職種での回診・カンファレンスによる早期退院支援多職種(担当医・看護師・栄養士・医療ソーシャルワーカー・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士)で回診やカンファレンスを定期的に行い、アウトカム到達のための専門的な支援を実施。⑤安全な在宅生活を送るための支援在宅生活者が機能低下や疾病の増悪を理由に安全に生活することが困難となった際、短期入院による集中的なリハと在宅の環境調整の提案を実施(2014年5月末をもって終了)。⑥高次脳機能障害者の診断と認知リハ長野県高次脳機能障害者支援事業拠点病院として、高次脳機能障害に関する、相談・診断・認知リハの提供を実施(長野県高次脳機能障害者支援事業拠点病院としての機能は、2014年度末をもって終了)。⑦脳卒中後上肢・手指運動麻痺の改善のための支援2010年8月より、安保雅博教授(慈恵会医科大学リハ医学講座)との共同研究による、反復的経頭蓋磁気刺激と集中的作業療法を組み合わせた治療法NEURO-15(NovElInterventionUsingRepetitiveTMSandIntensiveOccupationalTherapy-15日間入院)を提供(2014年5月末をもって終了)。3.構成理学療法士12名、作業療法士9名、言語聴覚士8名(資格)院外資格保有者数理学療法士12名、作業療法士9名、言語聴覚士8名、日本摂食嚥下リハ学会認定士1名、6.相澤病院156

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