2013年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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7.学術・研修(学会発表)片倉勲人,田丸恒実ほか.意識障害で搬送された甲状腺機能合併症と双極性障害で加療中の1例.第26回日本総合病院精神医学会総会,2013年11月29日,京都市(研修)がん診療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修会(CST)のファシリテーター養成講習会2013.11.15〜11.16,2013.12.13〜12/14,千葉(講師)山梨県立中央病院緩和ケア研修会,山梨,2013.2.23〜2.24.信州上田医療センター緩和ケア研修会,長野,2013.11.30〜12.1.佐久緩和ケア研修会2013(佐久総合病院),長野,2013.9.28〜2013.9.29.中信緩和ケア研修会(相澤病院),長野,2013.10.19〜2013.10.20.諏訪緩和ケア研修会2013(諏訪赤十字病院),長野,2013.6.8〜2013.6.9.【緩和ケア科】1.ビジョン相澤病院は期待する職員像を職能要件書として明示しているが、忘れてはならない基本的な姿勢は、患者さんの安全を守ること、必要な医療を確実に受けていただくために全てを患者さん視点で考えること、医療者と患者さんとの間には様々な格差があることを認識して専門性を発揮することである。3〜5年後には、エビデンスに基づき、すべての医師に求められる基礎的な緩和ケアを提供できるようになっているのが理想的である。2.サービス内容緩和ケア科は2006年に新設され、同時に緩和ケア支援チームが発足した。対象疾患は多岐にわたり、肺癌、食道癌、膵臓癌、肝臓癌、腎癌、前立腺癌などがあり、診療科も多い。非がん疾患のコンサルテーションも多い。また、たとえば身体的な症状の一つに疼痛があるが、非ステロイド性解熱鎮痛剤の投与によっても、十分な鎮痛効果が得られない患者がいる。その場合コンサルテーションされることがあるが、医療用麻薬、鎮痛補助薬を投与することになる場合が少なくない。他の診療科同様、当然のこととなるが、専門的な薬剤の使い分け、量の調整が必要となる。そこには当然、緩和ケアチームの関わりもあって、症状(身体的苦痛、精神的な苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペイン)の適切なアセスメントとマネジメントを行う。そして患者家族にどの程度の改善があるのかという指標を定めている。さらに、医療者への普及啓発に努める必要がある。週1回チームカンファレンス(医師、看護師、栄養士、臨床心理士、リハビリ、薬剤師、MSW、鍼灸師などによる)を行い、アセスメント、マネジメントの方向がよいのか悪いのかを、チーム内で情報共有している。その内容は担当医、看護師にフィードバックされる臓器別CancerBoard等により集学的治療が適応とされた患者を対象に、全症例にカンファレンスを実施し、集学的なケアプランを作成し、提供する。がん患者・家族支援センターにてがんに関わる様々な相談に対して対応する。地域住民および地域の医療従事者にがんの啓発活動を実施する。3.提供体制〈入院〉・下記の通りに外来業務を行っている。・緩和ケア科に依頼があれば24時間365日、コンサルテーション後、24時間以内には患者訪問6.相澤病院―60―

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