2013年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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10.脳画像研究所所長小口和浩1.ビジョン研究所は以下のミッションを掲げ、地域社会に貢献する。脳機能画像およびPETによる脳全身の分子イメージングを用いて、各種疾患の臨床研究を行うことにより、疾患の早期診断・適切な治療への貢献をめざす。また、研究成果については、学会での発表や学術雑誌への投稿を行うとともに、積極的な情報発信を行い、他の医療機関との連携を行うことで、地域医療や医学の発展に寄与することを目指す。2.サービス内容①脳疾患や脳機能の診断や病因解明、および治療方法の開発に係わる臨床研究②全身を対象とした、PETを用いた分子イメージングによる疾患の診断や病因解明、および治療方法の開発に係わる臨床研究③国、地方自治体、大学及び他の医療機関、民間企業等との共同研究及び受託研究④講演会、シンポジウム及びセミナー等の開催による研究成果の普及⑤その他この研究所の目的を達成するために必要な事業3.提供体制2013年度、相澤病院PETセンターにおいて週2件の研究PET検査枠を設定4.スタッフ構成所長小口和浩副所長橋本隆男、四方聖二研究員道傳整事務課遠藤ひとみ5.主要設備・機器臨床研究PETは相澤病院PETセンター設備を使用6.実績①2013年5月17日に、講師に東京都健康長寿医療センター研究所石井賢二先生、信州大学医学部内科学第三講座教授池田修一先生をお招きし、開設記念講演会を開催した。②臨床研究のニーズの高い、脳アミロイドイメージング剤C-11Pittsburghcompound-B(PiB)と、アミノ酸代謝イメージング剤C-11Methionineの2つのPET診断薬を選択し、これらの薬剤合成トレーニング、薬剤基準書の作成、ボランティア撮像を行い、臨床研究使用を可能とした。③以下の4つの臨床研究テーマについて、倫理委員会の承認を得て開始した。a.PiB-PETを用いた認知症診断の確立b.脳アミロイド血管症のステロイド治療の有効性に関する研究c.C-11メチオニンPETおよびMRI(ADCmap、FA)を用いた転移性脳腫瘍に対する定位放射線治療後の局所制御予測d.C-11メチオニンPETを用いた脳腫瘍に対する放射線治療後に生じた脳放射線壊死と腫瘍再発の鑑別方法の確立10.脳画像研究所―431―

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