2013年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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ICU(集中治療室)病棟長前山健人1.ビジョン傷病の発生後間もない患者や傷病の診断後の治療を必要とする患者、および慢性疾患治療中に急性憎悪した患者等に対して、速やかに収容し迅速かつ安全、安楽に治療を開始する。できるだけ短期間で治癒あるいは安定した状態にする。そのためには、一定期間集中的に専門スタッフが各々の専門性を十分に発揮して協働するチーム医療を提供する。2.サービス内容ICU(集中治療室)の診療科は全診療科である。ICU(集中治療室)は、集中治療により回復が期待できる成人患者を効率的に収容し、速やかに治療介入することにより、早期に一般病床での管理を可能にすることを目的とする。入室患者は、侵襲の大きい手術後と救命救急センターからの緊急入院であり、両者共に急性期における集中治療管理を行う。我々は、その様な急性期における集中治療管理に至る患者に対して、集中治療を安全、安楽に療養して頂けるように多職種が連携しチーム医療を提供できるように日々努めている。また、生命の危機を脅かす状態や集中治療中の患者の家族の立場になり、不安言動等に対して看護を提供している。診療科別による主な疾患は以下の通りである。・全身麻酔下による開腹術、開胸術、開頭術(胃がん・大腸がん・食道がん・肺がん・開頭クリッピング術・冠動脈バイパス術・大動脈手術・弁膜症手術後等)や合併症等のリスクがある手術・外傷外傷性くも膜下出血急性硬膜下血腫高エネルギー外傷・心臓血管外科急性大動脈解離等・循環器内科急性心筋梗塞重症心不全・内科重症肺炎、急性呼吸窮迫症候群等により呼吸器管理が必要な患者・腎臓内科持続透析治療が必要な患者3.提供体制・特定集中治療室(6床)診療部専任医師(1名)午前0時より午後12時までの間常時看護部看護体制2対1(3名)午前0時より午後12時までの間常時・救命救急治療室(4床)診療部専任医師(1名)午前0時より午後12時までの間常時看護部看護体制2対1(2名)午前0時より午後12時までの間常時4.スタッフ構成・診療部病棟医長(1名)集中治療科医長(1名)・看護部病棟長(1名)病棟看護責任者(1名)看護師(26名パート看護師含む)・薬剤管理情報センター専任薬剤師(1名)・社会福祉士(1名)・管理栄養士(1名)6.相澤病院―249―

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