2013年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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概要・脳卒中急性期リハビリテーション脳卒中急性期より積極的にリハビリテーション(評価、実施計画、訓練)を行うことで、機能改善を促進し廃用症候群を最低限に留めることで、歩行能力の再獲得や上肢機能・高次脳機能障害の効果的改善を支援している。・摂食嚥下障害に対する支援各種検査を活用して安全な食事形態を判断し、継続的に安心して食事摂取が行えるように支援している。必要に応じ在宅療養者に対して検査・リハビリテーション・指導を短期入院で受け入れている。・装具療法による正常歩行獲得に向けた支援脳卒中後の下肢麻痺に対して、正常歩行に近似した筋活動を促すために、底屈制動油圧ダンパー付足継ぎ手を用いた下肢装具を使用して積極的な歩行練習を支援している。また、GaitJudgesys-tem®を用いて足関節の可動域や関節モーメントを数値化し、理学療法プログラムへ反映できる装置を活用している。・多職種での回診・カンファレンスによる早期退院支援多職種(担当医・看護師・栄養士・医療ソーシャルワーカー・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士)で回診やカンファレンスを定期的に行うことで、それぞれの視点から得られた情報などを共有し、アウトカム到達に向け、各職種からの専門的な支援を提供している。・安全な在宅生活を送るための支援一旦在宅生活を送られていた方が、機能低下や疾病の増悪により、これまで通りの生活を安全に行うことが困難となる場合、集中的なリハビリテーションと住宅改修を含めた環境調整案の提案により、転倒などの事故を回避し、より安全な在宅生活を支援している。・高次脳機能障害者の診断と認知リハビリテーション長野県高次脳機能障害者支援事業拠点病院として、高次脳機能障害に関する相談・診断・認知リハビリテーションの提供を行なっている。・脳卒中後上肢・手指運動麻痺の改善のための支援2010年8月より、安保雅博教授(慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座)との共同研究による、反復的経頭蓋磁気刺激と集中的作業療法を組み合わせた治療法NEURO-15(NovElInter-ventionUsingRepetitiveTMSandIntensiveOccupationalTherapy-15日間入院)を提供している。3.提供体制・完全365日のリハビリテーション提供体制(土日祝日の極端な傾斜配置なし)・職種毎のチーム制による多角的視点を活かし、経験年数に左右されない均質なリハビリテーションの提供体制・ニューロリハビリテーションや各種ガイドラインに準拠したエビデンスの高いリハビリテーションの提供・言語聴覚士の早出勤務(7:30〜16:30)による朝食の評価と食事介助の提供体制4.スタッフ構成脳卒中・脳神経リハセンター科長村山幸照脳卒中・脳神経リハセンター主任鵜飼正二、並木幸司、原田真知子理学療法士(22名)作業療法士(23名)言語聴覚士(13名)(資格)院外資格保有者数・理学療法士免許(22名)・作業療法士免許(23名)・言語聴覚士免許(13名)6.相澤病院―195―

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