2013年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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救命救急センター特命院長補佐小山明英1.ビジョン①北米型ER方式をとる救命救急センターとして、24時間365日全ての救急患者を受け入れ、救急医療における患者の拠り所となり、地域住民が救急医療に関して不安なく安心して暮らせる地域をつくる。②急性期医療を行う上で最も重要なことは、病気だけに注目するのではなく、人間としての尊厳とその人の人生を大切にする急性期医療を実践する。③救命救急センターの機能を最大限発揮するためにも、職場内教育の実施と職場外教育である自己研鑽を積み、常に良質な医療の提供を行う。また、集中治療医、救急医、看護師の募集活動を行う。さらに、救急認定看護師、重症ケア認定看護師などの選出、認定取得。④院内トリアージシステムにより病気や怪我の緊急度を判定し、より緊急度が高い患者から素早く初期治療に結びつける。⑤当院から半径40㎞圏内を医療圏と捉え、相澤ドクターカー及び相澤モービルERを最大限に活用し、地域の救急医療に貢献する。⑥救命救急センターの機能を分析するための新たな統計を作成する。⑦救命救急センターの充実を図り、重篤患者の確保を行う。⑧平成27年度救命救急センター10周年式典、記念誌発刊などの準備。⑨平成28年日本医療機能評価機構付加機能評価「救急機能」更新。2.サービス内容救命救急センターの使命として、依頼に対して100%受け入れ、断らない。①通常の診療時間外の傷病者及び緊急的に医療を必要とする傷病者②発症が通常の診療時間外であればすべて救急患者とする③通常の診療時間内であっても、発症後間もない又は経過の速い変化及び急激な変化を伴う傷病者は救急患者とする(紹介患者も同様)このような救急患者などに対して、北米型ERのスタイルを取り、まず迅速に・的確に緊急度判定(トリアージの実践)を行い、その判定に基づいて必要な初期治療を素早く行う。④入院医療を必要とする患者は、ICU病棟、2C病棟・HCU病棟で管理を行っている。3.構成救急科/救急総合診療科/ER看護科/ER支援部門救急救命士部門/ER支援部門看護アシスタント部門/ER事務課【救急科】1.ビジョンERを受診される患者さんに対し、救命救急センターで働く医師・看護師・事務職員など、断らない救急を実践しながら、今以上に患者さんの視点に立った対応が必須である。患者さんの安心と満足を得ることを目指し、救急混雑時にも適切に行うために、人材の確保(救急医・後期研修医及び継続的な初期研修医)と、研修医教育体制を充実させ、JTASを利用したトリアージや放射線科読影所見の確認・フォローなど継続した努力が必要である。2.サービス内容①通常の診療時間外の傷病者及び緊急的に医療を必要とする傷病者②発症が通常の診療時間外であればすべて救急患者とする6.相澤病院―90―

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