2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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救命救急センター特命院長補佐小山明英1概要当救命救急センターは、24時間365日体制で一次救急患者から三次救急患者までの全ての救急患者の受け入れ、対応にあたっている。また、全ての救急患者を受け入れるために、北米型ERシステムを推進している。【部署構成】①救急科医師10名②総合診療科医師6名(常勤3名、非常勤3名)③ER看護科看護師75名(常勤26名、パート9名)③ER支援部門救急救命士救急救命士7名④ER支援部門看護アシスタント看護アシスタント5名⑤ER事務課事務職員17名診療アシスタント4名(2012.4.1現在)*8.1付医師1名入職、10.1付医師1名入職、9.30付医師1名退職。【体制】医師、看護師、救急救命士、事務職員は、二交替制勤務。尚、患者の動向により、遅番勤務帯を設置。その他の職種は、日勤勤務及び遅番勤務で対応している。2今年度の取り組みと成果【救命救急センター】①ERER開設から11年目を迎え、救命救急センターの指定を受けてから8年目を迎える。ハード面の充実により、年間の受診者数も4万人を超え、救急搬送受入件数も6千件以上となり、当院への受診者が増加してきている。そのため、2011年3月下旬から各専門科医師の支援(平日準夜帯の支援、土日祝祭日の日直業務、当直業務)により、対応を行っている。上記救急患者の増加により、Walk-in患者に対し、昼夜を問わずトリアージナースを配置して、患者の緊急度を判断し、より緊急度が高い患者さんから優先して診察をしていく方式を導入。また、診療報酬上、院内トリアージ料も算定開始となる。ER開設時と現在では、患者の求めるニーズも変化してきている。ERを受診される患者に対し、救命救急センターで働く医師・看護師・事務職員など、今以上に患者の視点に立った対応が必須である。そこで、当院としては、救急病院にかかるなら「相澤」と言っていただける付加価値を見出すことが必要であり、その付加価値とは、さらなるソフト面(医療の質、サービスの質の根底にある「人間関係の構築」)の強化と考えた。患者からの生の声を聞き、当院を受診して良かった、今度も受診するなら「相澤」と思っていただくために、今一度原点に戻り、患者の視点に立った取り組み、改善を図るために、受診された患者にアンケートを前期及び後期で2回実施した。改善を図るべく対応策として、昭和大学病院院長の有賀徹先生と京都府立医科大学教授の太田凡先生を招聘し、講義をいただいた。救急科所属の後期研修医2名については、小児救急を学ぶために、半年ごと、東京都立小児医療センターにて、研修を行った。今年度は、JCI受審のため下記の内容についてER内の整備を行った。相澤病院―78―

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