2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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②厚生労働省関連当院に納入される陽子線治療装置は国立がん研究センター東病院に納入されたシステムの改良版であり、人体に使用するに当たっては薬事法で定める医療機器の一部変更申請が必要となる。この手続きはメーカーが行うものであるが、一日でも早く臨床稼働できるよう関係各位のご協力を頂きながら当院としても働きかけを行っている。申請書は2013年1月4日付で受理されており、許可が下り次第治療を行う予定となっている。但し当初は先進医療施設として届出を行うために10例の治療実績が必要であり、この安全性試験終了をもって厚生労働省に届出を行った後に先進医療制度を用いた治療を提供することとなる。【広報活動】陽子線治療は先進医療制度を用いて提供されており、その技術料も約300万円と高額である。そのため本プロジェクトが本格化した2010年10月より継続して広報活動を実施している。①民間医療保険会社向け陽子線治療セミナー民間医療保険会社営業職員を中心として、県内外において17回実施した。セミナー出席者は延べ1,895名であった。②第1回陽子線治療セミナーの開催兵庫県立粒子線医療センターの不破信和院長・山梨大学医学部放射線科の大西洋准教授をお招きして、医療者向けに第1回陽子線治療セミナーを2012年12月21日に開催した。参加者は85名であった。③イベントへの参加広報部とともに、リレーフォーライフや病院祭等のイベント開催時に陽子線治療のPRや施設見学会を開催した。3学術・研修【学会発表】須釜裕也.陽子線の線量測定における指頭型電離箱の実効中心位置の算出.第103回日本医学物理学会学術大会,2012年4月12日,神奈川県横浜市須釜裕也.ExperimentalDeterminationofEffectivePointofMeasurementforCylindricalChanbersbyProtonBeam.PTCOG51,2012年5月17日,韓国ソウルCOEX星野淳一.ProtontherapyProjectatAizawaHospital.PTCOG51,2012年5月17日,韓国ソウルCOEX前島偉.相澤病院陽子線治療センターの現況紹介.第9回日本粒子線治療臨床研究会,2012年10月13日,鹿児島県指宿市【講師】前島偉.気管支解剖講座.長野県放射線技師会新人研修会,2012年7月5日,長野県箕輪町【座長】前島偉.頭頚部の画像診断−救急疾患を中心に.平成24年度長野県放射線技師学術大会,2012年11月4日,長野県松本市【施設見学】2012年4月16日.香港養和病院慈泉会本部―354―

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