2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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【医療連携センター医療福祉相談室】入院されている患者・家族に対して、医療福祉相談室では入院中や退院後の生活の不安や心配な事を伺い、様々な福祉の制度(介護保険、身体障害者福祉、障害年金、限度額適用認定証等)のご案内や援助を行っている。入院時から早期退院に向けた支援を行い、地域完結型医療の提供を通じて、他医療機関、福祉施設、居宅介護支援事業所等への円滑な調整のために協力・連携を行っている。特に退院する患者・家族に安心感を持って頂き、切れ目の無い連携を行いつつ早期退院を実現するために、かかりつけ医を招いての退院前カンファレンスの実践に力を注いでいる。また、入院時より退院困難者を抽出し、院内スタッフとの方向性の確認を早期から行い、チーム医療の一員として業務を実施している。①スタッフについて4月より新人3名が入職し、教育担当者と一緒に面接業務、転院調整を開始した。毎月末に振り返りと翌月の目標、教育者、役職者との面接を行い、達成度を確認し、課会で研修の報告、事例検討会を行い、自己の情報にとどめることなく課内一人一人のスキルアップを目指し多方面での取組みを行った。今年度は通年で思春期研修の参加から教育現場での問題も学ぶことが出来、来年度に向けて多くの分野での研修に参加していきたいと考えている。②転院待機状況の情報共有について転院申込みをしている全病棟の患者一覧について、統括医長・病棟長・看護部に日曜、祭日を除いた毎日、MSWから情報配信することを7月より実施した。各医療機関の現状と、各病棟でどのくらいの待機者がいるのかを表にして退院促進を行った。各病棟での意識が少しずつ表われ、IC時の情報活用の一つにしたり、病棟全体として退院調整の意識が早期からできたりするよう来年度も継続したいと考えている。③自動車事故対策機構(NASVA)短期入院協力事業による長野支所主催、介護受給者・介護者の交流会実施について10/27(土)の午後に医療機関内で開催は初めて、交通事故被害者の介護受給者・介護者の交流会を実施した。看護部、リハビリ部門に協力頂き、当院の取組み状況報告、意見交換会、病棟見学を実施した。日々の生活や問題点を家族が積極的にお話しされ活気のある交流会だった。院内スタッフにとっても生活状況や長年の介護の苦しみを直に聞くことができ、双方が有意義な会となった。④退院前カンファレンスの実施状況かかりつけ医を招いてのカンファレンスは、昨年度と件数は大きな変化がなかったが、新規の医療機関数が130%増加となり、より多くの医療機関に参加頂いた。ケアマネジャーを招いての退院前カンファレンスは、状態確認も含めて積極的に声をかけて引続き多くの方に参加頂いた。相澤病院―216―

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