2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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「平成24年度DPC導入の影響評価に係る調査」について、3回の提出期限に遅滞なくデータの提出を完了した。2012年10月より、データ提出加算の算定要件である「外来EFファイル」の作成を開始した。②情報提供他部署への定期情報提供、及び、個別情報提供依頼に対して、計254件の情報提供を実施した。情報の内容は、特定の患者リストの提供・データの集積・分析を付加した情報等、多岐に渡るが全ての依頼に対応可能であった。また、カルテ確認の過程において、診療経過に問題ありと思われる症例33件について、医療安全推進室への情報提供を行った。③死亡診断書介入2012年7月より、病棟クラークの協力を受け、医師の死亡診断書記載時に、当課スタッフが介入する取組みを開始した。介入範囲を徐々に拡大し、108件に対して介入を実施した。また、死亡診断書の記載精度向上への取組みとして、川合省三先生(医療法人さくら会さくら会病院副院長)を招聘し講演会を開催した。④院外データベース登録(1)下記のデータベース関連事業に参加し、関連データの登録を実施した。・NCD(NationalClinicalDatabase)1,341件・JACVSD(JapanAdultCardiovascularSurgeryDatabase)108件・脳卒中データバンク(JapaneaseStrokeDataBank)427件・リハビリテーション患者データバンク278件・日本外傷データバンク709件※2012年1月〜12月までの実績(2)日本病院会QIプロジェクトに参加し、以下の指標を継続的に収集し提出した。患者満足度調査(入院・外来)/死亡患者退院率/入院患者の転倒・転落発生率/入院患者の転倒・転落による損傷発生率/手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率/退院後6週間以内の救急医療入院率/手術ありの患者の肺血栓塞栓症の発生率(リスクレベルが中リスク以上)/褥瘡発生率/糖尿病患者の血糖コントロールHbA1c<7.0%/急性心筋梗塞患者に対する退院時アスピリンあるいは硫酸クロピドグレル処方率/手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率(リスクレベルが中リスク以上)⑤病棟クリニカルパス会議への参加多職種協同によるクリニカルパスの作成・改定・運用を検討する場としての病棟クリニカルパス会議メンバーに、活発な議論が展開されるよう、データ・情報の提供、及び、会議決定事項の円滑なフィードバックを目的に当課スタッフが参加を開始した。【医療連携センター】①2012年度基本計画について医療連携センターでは、相澤病院ビジョンに沿い、入院当初から患者の情報を地域の医療機関と密に共有し、より安心して早期に在宅復帰が出来る体制を構築し、併せて、退院困難な患者に対してカンファレンスの充実を図ることにより、前方・後方の一体の連携システムの構築を図るため、下記の取り組みを実施致した。(1)医療ネット接続先を23年度の110%を目標に推進する。各抽出要件をもとに医療ネット推進活動を行った結果、25年度中に12先の医療機関と接続することができた。医療ネットを活用している医師からは、紹介患者の情報がタイムリーかつスムーズに共有することができ、地域の前・後方連携にとても有効なシステムとなっているとの評価を頂いた。今後も継続して医療ネットを推進するとともに、紹介患者の状態、画像や検査所見等がタイムリーに確認することができる点をアピールしながら、前方・後方の一体の連携システムの構築のひとつのツールとして、より一層かつ活用頂けるよう推進していきたいと考えている。(2)かかりつけ医(他医療機関の看護師含め)を招いたカンファレンス実施医療機関数を2011年度比相澤病院―211―

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