2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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(2,220,000円)に対して、1%に相当する2,440点(24,400円)の増点が見込まれること、併せて、精度としては問題のないレベルであるとの報告があった。今後も定期的(1年に2〜3回)に実施する予定としており、更なる精度向上に努めたい。【入院医療事務課】2012年度の通期目標として、相澤病院ビジョンにある「専門性を高めるためには、等級毎・職群毎に示された職能に沿って自己評価をすると共に他者評価を受け、自らの職能を自ら磨くことが必要である。このための評価システムと教育・研修システムを充実させ運営する」ことを達成するために、入院医療事務課の業務が安定的かつ正確に運用できる教育・研修システムを構築し、組織(相澤病院)に貢献できる人材の育成について取り組んできた。入院医療事務課の業務分掌には、①クラーク業務②算定業務③代行入力業務④医療費管理業務の4つの業務が存在する。1つ1つの業務には評価に基づく教育・研修システムがあるが、それぞれの業務を連動した関連性のある教育・研修システムが存在していなかった。今期では、総合的な業務が遂行できる医療事務のプロを育成するために、お互いの業務を理解・把握できる担当業務の壁を越えたオリエンテーションプログラムを作成し、専門性を高めていくと共に柔軟な発想と幅広い知識を養える横断的な教育・研修システムを構築した。そして、作成したオリエンテーションプログラムを活用し、自己評価・他者評価を行い、役職者が問題点を抽出し、分析をおこなった上で個々のレベルに応じた指導・教育を個別面談において実施した。結果、担当業務の壁を越えた横断的な教育・研修システムを構築することができた。①診療報酬請求点数2012年度の診療報酬改定では、「社会保障・税一体改革成案」で示された2025年のイメージを見据えつつ、あるべき医療の実現に向けた第一歩の改定であった。また、国民・患者が望む安心・安全で質の高い医療が受けられる環境を整えていくために必要な分野に重点配分された内容となった。全体の改定率は+0.004%と非常に厳しい結果となった。当院でも、新入院患者数の減少もありプラスに転じることが出来なかった。今後は、自院のあるべき姿を明確にして、地域のニーズに沿った医療を提供していくことが急務である。また、入院医療事務課では、実施した診療行為を漏れなく算定に結び付け、返戻・査定を減少させていきたい。②未収金対策(入院分)2006年度では2千万円以上の未収金を損金処理していたが、2009年度以降は4百万円を割り込んでおり、2010度は既に約200万円以下となっている。2011年度についても、かなりの金額が回収可能と相澤病院―208―

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