2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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ツールとして使用し、治療・指導方針の共有化・統一化を図った。当院退院後の外来心臓リハビリテーションフォローアップ体制が確立された。複数回以上の外来フォローを実施できた患者では、再発予防に向けた管理目標値が良好な値に維持されたことが確認できた。(2)職能並びに業務フローの明確化と部署としての評価・教育システムの構築各スタッフのキャリアデザインに応じた業務内容の配分、部署内での役割分担を明確にした。また、業務基準書・職能要件書と関連する指導・教育ツールを整備し、スタッフの指導に活用した。【ST部門】部門長古木ひとみ①概要(1)リハビリテーション失語症、発声構音障害、高次脳機能障害に対して、適切な評価によりコミュニケーションレベルの把握を行い、患者、家族、関連スタッフがコミュニケーションをより円滑に行えるよう支援することで心理的負担の軽減をはかり、積極的リハビリテーションへつなげている。摂食嚥下障害に対してはからの積極的リハビリテーションにて早期経口摂取獲得を目指している。(2)摂食嚥下リハビリテーション嚥下機能の精査を行う嚥下造影検査(VF検査)を医師とともに実施しており、2012年度は113件の実施であった。また、嚥下機能の精査(VF検査)と訓練・指導目的の嚥下評価入院を行っている。地域のかかりつけ医の先生や施設からのご紹介により、2012年度は18件の紹介入院があった。②今年度の取組みと成果(1)部門としての指導・教育体制の構築定量的な指導教育体制の構築として、全スタッフにおいて定期的な訓練や検査への同行によるOJT、学習面談などを実施した。各スタッフに応じた指導教育を行うことができた。3学術・研修【学会発表】原田真知子.前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血後に復職に至った二例.第38回コミュニケーション障害学会,2012年5月12日,三原市文沢靖.2型DMにおける冠動脈疾患(CHD)発症関連因子の網羅的解析.第55回日本糖尿病学会年次学術集会,2012年5月18日,横浜市文沢靖.肝膿瘍による敗血症でDIC及び多臓器不全を併発したが歩行獲得し自宅退院した一例.第47回日本理学療法学術大会,2012年5月26日,神戸市大峡崇之.DPC病院における脳卒中リハビリテーションの現状と日常生活活動の分析.第47回日本理学療法学術大会,2012年5月26日,神戸市FumisawaY,Yamauchi,K,FunaseY,YamashitaK,AizawaT.ImportanceofLDL-C/HDL-CasapredictorofCHDinnon-obesepatientswithtype2diabetes(T2DM):acase-controlstudy(PublishedOnly)AmericanDiabetesAssociation72ndscientificsessions,June82012,Philadelphia吉澤久実.脳卒中維持期の麻痺の改善をあきらめない継続したリハビリの必要性について〜15日間のrTMSと集中的作業療法の治療成績より〜.第46回日本作業療法学会,2012年6月16日,宮崎市渡部宏幸.脳卒中嚥下リハビリテーションにおけるSCU専従制の導入.第13回日本言語聴覚士学会,2012年6月16日,福岡市相澤病院―180―

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