2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
137/382

糖尿病センターセンター長山内恵史1概要糖尿病および内分泌疾患の診療を担当している。院内では、糖尿病療養指導士(CDE-J)と共に糖尿病療養支援チームを形成して、センター医師が担当する患者の診療、糖尿病教育入院に加えて、他の疾患を主病名として入院中の患者の糖尿病に関する治療のコンサルテーションにも対応している。また、初期研修医のこの領域での研修も担当している。外来診療は、月曜日から金曜日まで毎日行っている。地域の糖尿病診療の中核として、また、国内外に向かって相澤病院糖尿病センターにおける糖尿病臨床研究の成果と見識を広く発信できるよう努力している。【部署構成】医師6名センター長山内恵史/医長山下浩・舩瀬芳子/医師佐藤友香・高須信行/顧問相澤徹【体制】主に糖尿病内科として山内・山下・舩瀬・佐藤・相澤が、内分泌内科として高須が活動している。2今年度の取り組みと成果①クリニカルパスを用いた糖尿病地域医療連携の確立と円滑な運用を行う。糖尿病教育入院は白馬地区、木曽地区などからの患者紹介もあり、連携患者数は順調に増加している。②糖尿病透析予防プログラムの発行と運用。栄養科、外来看護師らと協力し透析予防を発行運用した。月間60人以上に実施し、血糖コントロールの改善、腎機能悪化の進展阻止に成果を上げている。③糖尿病大血管(脳卒中・心筋梗塞)合併症予防進展阻止プログラム作成を目指す。これまでの入院患者のデータを解析し、non-HDLコレステロールと心血管障害の関連を見い出し、循環器内科、理学療法部と協力し、non-HDLコレステロール高値患者を冠動脈CTを用い評価している。3学術・研修【学会発表】山内恵史,文沢靖,山下浩,舩瀬芳子,相澤徹.2型糖尿病におけるnon-HDL-cholesterolの重要性.第109回日本内科学会講演会,2012年4月13-15日文沢靖,舩瀬芳子,山下浩,山内恵史,相澤徹.2型DMにおける冠動脈疾患(CHD)発症関連因子の網羅的解析.第55回日本糖尿病学会年次学術集会,2012年5月17-19日佐藤友香,山内恵史,相澤徹,山下浩,舩瀬芳子.DPP4阻害薬投与より発症したと考えられるRS3PE症候群の2例.第55回日本糖尿病学会年次学術集会,2012年5月17-19日舩瀬芳子.インスリン頻回注射による皮下石灰化を来した1型糖尿病患者.板倉慈法,山内恵史.シタグリプチン,ビルダグリプチンの切り換えによる臨床効果の差異の検討.第55回日本糖尿病学会年次学術集会,2012年5月17-19日深井康臣,松井浩子,山内恵史,吉岡二郎.ソロスターの補助器具『ピタットくん』を利用した片麻痺相澤病院―127―

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です