2012年度 社会医療法人財団 慈泉会 年報
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形成外科統括医長菊池二郎1概要形成外科は、体表外傷(顔面や四肢の挫瘡・切創・挫滅創、動物咬傷、熱傷、顔面骨骨折)、腫瘍(良性皮膚皮下腫瘍、悪性皮膚腫瘍(悪性黒色腫を除く)、軟部組織腫瘍)、感染症(蜂窩織炎、帯状疱疹、爪周囲炎、陥入爪、ガス壊疽、壊死性筋膜炎、皮膚感染を主体とした敗血症)、退行性病変(下肢循環不全にともなう皮膚軟部組織損傷、褥瘡、糖尿病性壊疽)、進行性病変(ケロイド、肥厚性瘢痕)、先天性疾患(耳瘻孔、耳介奇形、毛巣洞、臍突出症)、腫瘍切除後(腹壁瘢痕ヘルニア、腹壁再建)の治療を行うための部署である。形成外科外来と入院病棟(3A病棟)で構成され、形成外科医師、看護師が診療を担っている。救命救急センターとの連携により、24時間365日オンコール体制で救急事例には対応している。休日でも形成外科予約枠を、救命救急センターへ設けている。【部署構成】形成外科常勤医師2名(2名とも形成外科専門医、1名は創傷外科専門医)形成外科非常勤医師3名(3名とも形成外科専門医)外来看護科2名【体制】24時間365日オンコール体制月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日午前外来外来、局麻手術外来外来、局麻手術外来、局麻手術午後病棟カンファ局麻手術再建専門外来全麻手術局麻手術、褥瘡回診ER応援:平日準夜(4回/月)、休日日勤(2回/月)施設基準:日本形成外科学会教育関連施設認定2今年度の取り組みと成果【形成外科】①外来外来診察室は2室、外来処置室は1室あり、同時に3名の診察、処置が可能である。火曜日と金曜日の午前には信州大学より非常勤医師の派遣も受けている。また、第2、4水曜日の午後は信州大学より非常勤医師の派遣を受け、再建専門外来の診察を行っている。初診患者数は620名で、患者総数は6,223名であった。②入院3A病棟に4床有している。全身麻酔や術後安静を必要とする局所麻酔を必要とする術後患者、安静加療を必要とする下肢蜂窩織炎患者などが入院対象となる。新入院患者数は216人であった。③手術顔面骨骨折や熱傷などの外傷、皮膚皮下などの腫瘍の手術が多かった。手術センターを利用した手術は287件で、その内、全身麻酔は44件であった。④褥瘡回診毎週金曜日午後、全病棟を対象に褥瘡回診を行っている。入院病棟でのスクリーニング後、褥瘡対策チームによるラウンドを行っている。特に、外科的処置が必要な場合や重症例を対象、金曜日の午後相澤病院―91―

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