社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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提供できるよう、異なる専門分野の医師・看護師・薬剤師・放射線技師などが一つのチームとなり、目標の共有化を図ったチーム医療を提供している。平成23年度では、述べ11,000人の患者さんに当センターを利用いただいた。その中で、日常生活を送りながら、がんを患い通院治療されている患者さん・ご家族へ、少しでも快適に過ごして頂けるよう環境調整を行うと共に、専門的視点を持ち「人」対「人」の関わりを大切に、治療期から終末期にかけて患者さん・ご家族を全人的視点で捉え心を込めたケアの実践に心がけている。常勤看護師5名非常勤看護師1名非常勤アシスタント1名専門性・緩和ケア(認定看護師)専従看護師1名・がん相談支援を専従で担当する看護師1名・外来化学療法室看護師4名(がん放射線看護認定看護師教育課程終了1名含む)2.今年度の取り組みと成果1)がん患者・家族会、乳がん患者会の開催当院へ通院されているがん患者さん・ご家族によって構成され、個々の経験や情報を交換し、思いを共有する中で、互いに支え合っていくことを目的とし、毎月継続開催している。2)院内外勉強会の開催院内外へ向け、がん集学センター医師、看護師、薬剤師、また院外講師を招き、一年を通して緩和ケア学習会、がん看護学習会を開催している。その他、他医療施設との共同外部セミナーへの開催協力、講演など幅広い活動を行った。3)他施設看護師対象「がん集学治療センター施設見学&意見交換会」の開催中南信地区のがん医療を支える看護師を対象とし、当センター外来化学療法室、がん患者家族相談支援室、各がん診療科、トモセラピー、PET、γナイフの施設見学、交流の場を設け、多くの情報・意見交換を行った。これにより、がん医療を担う看護師と病院の壁を越えた看護ネットワークの構築・拡大につながった。3.学術・研修1)雑誌掲載①がんサポート2011年4月号掲載巻頭特集「緩和ケア・副作用対策」上川晴己2)学会発表①第26回日本がん看護学会学術集会演題「化学療法の有害事象に対する成分栄養剤の継続における患者・家族との関わり」上川晴己②第49回日本癌治療学会学術集会演題「エピルビシンによる静脈炎の軽減を目指した取り組み」塚原あゆみ③第49回日本癌治療学会学術集会演題「外来がん化学療法施行患者を対象としたエレンタールレシピの開発」上川晴己3)外部講演①長野県薬剤師会講演相澤病院―59―

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