社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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がん集学治療センター1.概要・スタッフ構成相澤がん集学治療センターは、がん治療を集学的に行うことを目的に創設され、平成19年10月より現在の場所に化学療法科、緩和ケア科、放射線治療科の各診療科と20床の外来化学療法室、放射線治療室(トモセラピー)、がん患者・家族支援センター、がん集学治療センター看護科及び事務部を集結させ運用を開始した。そして23年8月には新たに腫瘍精神科を開設し、更に隣接地に25年度稼働を目指して陽子線治療センターを建設中である。2.今年度の取り組みと成果相澤病院は地域がん診療連携拠点病院に指定されており、地域のがん医療の基幹病院として自施設の医療の質向上のみならず、地域の医療関係者や一般の皆さんに対する教育や広報、啓発活動も求められている。地域がん診療連携拠点病院に指定されて以来、「中信がん治療セミナー」の名称で教育、広報、啓発活動を継続しているが、23年度は、医療関係者を対象に3回、一般の皆さんを対象に3回の計6回のセミナーを開催した。各セミナーの内容については事務部門事務課に記載している。また「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針」に準拠した「中信緩和ケア研修会2011」を開催し、医師14名、看護師、薬剤師等のコメディカル10名が受講した。センター内各科の実績については各科の報告を参照していただくこととして、23年度に開催された「がん診療ガイドライン及びがん治療薬剤に関する検討会議」及び「がん集学治療センター会議」の開催日を記載しておく。・がん集学治療センター会議第55回(4月18日)、第56回(5月16日)、第57回(6月15日)、第58回(7月20日)、第59回(8月17日)、第60回(9月14日)、第61回(10月19日)、第62回(11月9日)、第63回(12月21日)、第64回(1月18日)、第65回(2月15日)、第66回(3月21日)・がん診療ガイドライン及びがん治療薬剤に関する検討会議第58回(4月14日)、第59回(5月12日)、第60回(6月14日)、第61回(7月12日)、第62回(8月9日)、第63回(9月13日)、第64回(10月11日)、第65回(11月8日)、第66回(12月6日)、第67回(1月10日)、第68回(2月14日)、第69回(3月13日)(田内克典)●化学療法科●化学療法科1.概要・スタッフ構成化学療法科はがんに対する治療法(外科的切除、放射線治療、緩和医療など)の中で抗がん剤や分子標的治療薬、ホルモン剤を用いた化学療法を担当しており、がん集学治療センターの開設とともに平成19年10月に発足した。スタッフは現在1名(日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本がん治療認定医機構認定医)で、さまざまながんの化学療法を担当。診療においてはがん集学治療センターの緩和ケア科、放射線治療科、腫瘍精神科、院内の外科、内科、皮膚科、眼科など患者さんの病態にあわせ様々な科と綿密に連携をとりながら集学的治療を行っている。相澤病院―53―

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