社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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相澤健康センター1.概要・スタッフ構成2011年3月の東北地方の大震災の影響も当初は危惧されていたが、2011年度の相澤健康センターの受診者は昨年を上回る約3万2千名にのぼり、県下でも有数の健診施設となった。本年度は病院や健康センターの大幅な改修工事のため、診療部、事務部、健康管理部は場所を移動しながら業務を行った1年であった。1991年の開設以来、本年度は20周年になるが、健診業務を制限することなく工事を進行させるため開設記念行事は来年度になる予定である。今後の我が国の人口動態の変化を考えた場合、労働人口の減少や高齢者人口の増加など多様化する社会や個人の健康志向の要望に積極的に取り組み、充実したゆとりある健診サ−ビスを提供する新しい健診システムの構築が必要となる。また大きく変貌を遂げるがんに対する早期発見の体制を充実させて、潜在的な顧客の確保は必須の課題である。2.今年度の取り組みと成果改修工事にともない2日ドック(1泊ドック)の宿泊施設の一部を市内のホテルと契約し利用したが、おおむね良好な印象であり、今後もホテル宿泊の枠を維持したいと考えている。肺ガン、乳ガンの増加に伴い事業所単位での啓発活動も健康管理部が中心となって行った取り組みであった。学会発表も積極的に行い、長い間に蓄積した多くのデータの活用やスタッフの研修意欲の向上に結びつけることができた。3.学術・研修第27回人間ドック健診認定医・専門医研修会(東京)第52回人間ドック学会学術大会共同演者(大阪)(小池秀夫)診療部1.概要・スタッフ構成一日ドック・二日ドック・脳ドック・成人病健診・政府管掌健康保険の生活習慣病予防健診・一般健診・PET検診・その他のオプション検査(詳細はホームページをご覧下さい)・予防接種・企業の産業医活動・慈泉会職員健診・禁煙外来などを行い、病気の早期発見と予防に努めている。スタッフは、常勤医師4名、非常勤医師(内科系12名、婦人科4名、脳ドック2名)。その他、相澤病院医師と信州大学医師などの多大な協力を得ている。脳ドック:信大教育センター医師、上部・下部内視鏡:当院内視鏡センター医師など、肺CT:当院呼吸器内科・外科医師、PET検診:当院PETセンター医師など、胸部レントゲンと上部消化管レントゲン検査:信大放射線科医師、睡眠時無呼吸症候群:当院呼吸器科医師、乳房検診:当院乳腺外科医師など、組織診・細胞診:当院病理科医師など、眼底検査:当院眼科医師、歯科スクリーニング:当院歯科口腔外科医師。ドック・健診後のフォローや治療・精査は、相澤病院の他、返書付き紹介状を同封して、かかりつけ医やご希望の医療機関へ積極的に紹介している。紹介先からは結果につき多くの返書をいただいている。相澤健康センター―307―

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