社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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外来診療データについても、平成24年10月1日診療分を目処に厚生労働省へデータ提供することが予定されている。そのため過剰な検査・投薬等は控えていただき、適正な保険診療の観点を留意いただき、ご協力をお願いしたい。各統括医長におかれましては、各診療科内で診療部会議についての情報を共有頂き、周知していただくようにご協力をお願いしたい。このように、関係部署に協力依頼をお願いし、4月に様々な項目について届出が出来た。感染防止対策加算や地域連携加算についても、専門の看護師のフィールドが評価されたものだと考えられる。データを管理するのではなく、データをもとに事前の予防対策とともに、地域内での感染対策、チーム医療を担うことを高く評価しているものと考え、院外の医療機関の届出状況を迅速に把握し、協力体制を整えて4月に届出をした。患者サポート体制充実加算についても、看護師の役割が大変評価されたものであり、患者さんの不安解消に積極的に取り組んでいる医療機関を評価したものだと考えられる。こちらも院内の体制を整備し4月に届出をした。糖尿病透析予防管理料・退院調整加算についても、多職種による診療チームで構成され評価されたものであり、医療の質の視点からも自院のデータを検証し取り組むべき項目であると考え4月に届出をした。医師事務作業体制加算や急性期看護補助体制加算については、医師の負担軽減や看護補助業務態勢の推進による患者サービスの向上を含めて検討が必要かと考え、現在50:1で急性期看護補助体制加算の届出をしているが、この体制をより強化することで25:1にまた、看護補助者夜間配置加算の届出にも結び付くと考えている。当院では、算定項目として評価される以前より、入院患者さんのADLを落とさないように、ベッドで寝たきりにならないように、認知やせん妄と言った症状を抑えることを目的に、院内デイサービスとして、入院前の生活リズムをなるべく崩さないように、介護士が回想法を取り入れた、レクレーションを行なったり、リハビリテーションや体操を行なったりと、患者さんの視点とともに、食事介助やトイレ介助といった看護補助体制を整えて来てたが、改めて、現在の業務を見直し、更に質を高める事を含め、職員を雇用し、25:1の届出を考えている。医師事務作業体制加算につきましても、現在の業務を見直し、更に質を高める事を含め、職員を雇用し15:1の届出を考えております。また、効率化を図るという観点から、平均在院日数の短縮と外来受診の適正化も掲げられており、今後、医療機関にはそれぞれが担う機能を明確にしたうえで、質と効率性を高めるとともに、在宅でのケアを見据えた形での医療提供や連携体制の構築が求められる。また、介護提供体制の改革では、地域包括ケアシステムの構築が基本となり、地域で高齢者を支えていくための医療と介護の連携がテーマとなっている。病院事務部門/医療連携センターでは、より医療の質・経営の質の観点から様々な改革を進めて行きたいと考える。本年度、様々な取り組みを行なう中で、院内の関係部署の皆様にご協力を頂いたことをこの場をお借りして御礼申し上げたい。(池田隆一)●医療連携センター●医療連携センター1.概要・スタッフ構成・院長補佐:1名・常勤スタッフ:17名地域医療連携室9名、医療福祉相談室8名(社会福祉士6名)H24.3.31現在相澤病院―219―

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