社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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は、減点になっているものもある。適正な保険診療に留意いただき、可能な範囲で配慮をお願いしたい。・相対的に治療効果が低くなった技術等の適正な評価の観点より、ビタミン剤の取り扱いについて、いわゆる単なる栄養補給のための投与は算定できなくなるので、留意いただきたい。・在宅医療の充実が今回の診療報酬改訂の重点課題となっており、退院当日の訪問看護についても算定可能となるなど、様々な部分で変更点がある。あわせて訪問看護指示書など書類の変更等もあり、今後通知等を行いながら各診療科へご協力をお願いしていきたい。(忠地副センター長より補足)細菌検査において増点になった部分が多い。培養検査が必要な場合には積極的に検査依頼いただきたい。また、鏡検法による血液像検査、尿沈渣検査、肺機能検査については増点となっている。留意いただき、是非積極的に検査依頼をお願いしたい。DPC関連について(池田病院事務長より)2月の入院患者さん一人あたりの単価は60,026円と大変良好な結果に結びついたことについて、関係各位のご協力に感謝申し上げたい。今回の診療報酬改訂においては、ドクターフィー、技術料の部分については評価が高くなっている反面、診断群分類の一部については厳しい評価になったところもある。増加した部分、減少した部分についてまとめたので、ご報告したい。(武井診療情報管理課課長代行より)今回の診療報酬改訂において、DPC制度については、医療機関群の設定と、調整係数の段階的・計画的廃止が実施される。診断群分類(DPC)点数表における1入院あたりの包括点数は、3段階に設定されているが、これは、全国のDPC病院の診療実績に基づいて設定されているため、各医療機関が、医療の質、経営の質向上のため、効率的な医療を行うと、自ずと1日あたりの点数・設定期間が見直されダウンサイジングすることになる。今回、平成24年度のDPCに基づいて、シミュレーションを実施した結果、現在の設定から大幅に減額となる症例があり一部を報告したい。(解離性大動脈瘤、冠動脈バイパス術、ウイルス性腸炎、細菌性腸炎他)呈示した通り、減額となる症例においては、これまでと同様の医療資源を投入することにより大幅に減収となることが予想される。そのため、クリニカルパスをはじめとした見直しが必要となるので、ご理解とご協力をお願いしたい。今回の診療報酬改訂に伴い、医療機関係数は現在の1.3293から平成24年度は1.3978となる。機能評価係数Ⅰは、様々な加算要件を満たしているため高い評価につながっている。機能評価係数Ⅱは、地域における当院の役割、救急医療体制の評価がされており、同じく高く評価されている。DPCコーディングにおいても、一部新たな分類がなされ、適切な分類を行うことにより、増額につながる症例もあるので留意していきたい。(宮田統括院長補佐より補足)武井課長代行から説明があったとおり、クリニカルパスの見直しが必要となるものもあり、特に入院期間設定の変更があった症例に関しては、計画の見直しが必要となるので、ご協力をお願いしたい。(池田病院事務長より補足)手術料について増額になっているものがある。各科統括医長に入院医療事務課より説明に伺うので、ご協力をお願いしたい。また、Kコードの変更がある手術項目もあるので、合わせてご説明、ご確認に伺うので、ご協力をお願いしたい。活動報告―218―

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