社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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2010年度の診療報酬改定から2年が経過する中で、医療品質・経営品質の観点から、様々な事柄について院内関係部署と協議し、改善に努めてきましたが、一昨年末より診療報酬改定について、本格的に関係部署と協議をした。上記に示したように、様々な情報を入手しながら検討をしてきたが、なかなか具体的なプランニングが出来ず、2月に示された所謂「白本」をもとに院内関係部署と協議を行ない、診療部会議、看護部ナースマネージメント会議、病院運営会議、病院経営会議、病院事務部門会議で協力依頼をした。3月13日診療部会議の様子について紹介する。診療報酬改定について(池田病院事務長より)4月に診療報酬と介護報酬の同時改訂が行われる。厚生労働省より、2025年に向けて医療提供体制のあり方について大きな社会保障改革が行われることが示され、今年4月の診療報酬・介護報酬の同時改訂は、その第1歩となるとされている。今回の改訂においての重点課題は、①救急、産科、小児科、外科等の急性期医療を適切に提供するという観点も踏まえた病院勤務医、医療従事者の負担軽減②医療と介護の役割分担の明確化と地域における連携体制強化の推進及び地域生活を支える在宅医療の充実であり、厚生労働省の官報公示に伴い、診療報酬点数表・改正点の解説(通称:白本)が発行されたので、内容を精査しながら準備を進めていきたい。2025年に向けて、患者ニーズに応じた病院・病床機能の役割分担や医療機関間、医療と介護の間の連携強化を通じて、より効果的・効率的な医療・介護サービスの提供が求められた方針が示されたので、しっかりと対応をしていきたいと考えている。DPC制度についても見直しが行われ、これまで前年度の収益が担保されていたが、当院のミッション・ビジョンを理解し、地域での役割を明確にして算定できる項目について整えていかなければ、収益は減少してしまうことになる。これから各部署より説明ならびに依頼をさせてもらうが、診療部各医師に対して多々相談をさせてもらうこともあるが、ご理解ご協力をお願いしたい。画像診断(柳澤放射線画像診断センター科長より)特掲診断料・画像診断のコンピューター断層撮影(CT)診断料の見直しがなされ64列以上のマルチスライス型の機器による場合として、950点が新設された。これに伴い、可能な限り外来のCT検査は320列CT装置にて対応するようにしていきたい。入院患者のCT検査において、320列CT検査装置で対応しなければならない症例以外は、16列CT検査装置にて対応するように調整をしていきたいので、ご承知いただきたい。(小口画像診断センター長より補足)現場の診療放射線技師によるコントロールで有効的に320列CT検査装置を活用し、収益を上げて行きたいと考えているので、是非ご理解とご協力をお願いしたい。(宮田統括院長補佐より質問)検査依頼方法に変更点はあるか。(柳澤科長より返答)技師の実施入力にて320列CT検査と16列CT検査の区別がされるので、依頼入力方法の変更はない。(小口画像診断センター長より補足)核医学診断において、PET検査が新設され450点算定できるようになったため、これまでより活動報告―214―

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