社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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(6)患者満足度調査の実施平成17年度以降、外部機関に委託して毎年10月に実施している。平成23年度は7回目の実施であり、外来・病棟職員の他本部職員の協力を得て、調査票の配布や回収を行った。調査期間は入院4週間、外来2日間とした。調査の結果、満足されている患者さんは入院で94.37%、外来で89.68%と高い評価を得たが、一方で、説明の分かり易さ・親しみ易さ、非常口・通路の案内、苦情受付けの初期対応、気が利く手助けなどの課題も浮上している。(7)職員意識調査(安全文化に関する調査)の実施チーム医療のレベルアップに向けての取組みを行うにあたり、現状把握を目的として、国立保健医療科学院との共同研究の形で「医療における安全文化に関する調査」を12月に実施した。全職員の他業務委託先の職員も対象とし、この調査の結果、支援を要する職種、当院の強み・弱みを把握することができた。「機能的で活力あるチーム医療」の実践は当院のミッションでもあり、この調査から得られた当院の特性を踏まえ、平成24年度以降の業務計画に反映させて行く予定である。(8)職員研修関係については下記のとおり実施した。・新任医師向けドクターズガイダンス「安全な医療の提供」(4月、7月、10月)・新入職員集合研修「医療の安全確保」(4月)・中途職員集合研修「質の高い医療の提供」(8月、11月、3月)・看護系新人研修、看護系中途職員研修「安全対策・KYT事例検討」(4月、8月、11月)・看護アシスタント研修会「看護アシスタントと医療安全」(7月)・看護アシスタント研修会「安全な患者確認」(2月)・RCA研修会(薬剤管理情報センター、健康センター、看護部管理者、放射線画像診断センター、3B3C病棟スタッフ)(5月、6月、8月、9月、10月、11月、1月)・健康センター事故防止プロジェクト勉強会(8月)・日本医療メディエーター協会甲信越支部主催、コンフリクトマネジメント研修導入編に、当院からは医師2名を含む70名が参加した。継続して基礎編への参加希望者が多かった。なお、基礎編へは部署長クラス2名が参加した。(8月)・全職員向け「迷惑行為・院内暴力に関する」研修会(10月)・全職員向け医療安全推進セミナー「医療活動における安全対策の落とし穴」(6月に実施。その後DVD研修・e-ラーニングによる補講を行い9割以上の職員が受講した。)・全職員向け医療安全推進セミナー「チームSTEPPS」(3月)(9)規程・マニュアルの制定、改訂慈泉会組織の見直し、JCIの認定取得準備、施策の変更などに関連して、例年にない規模で規程類の整備を行った。主たるものは下記のとおりである。「慈泉会医療安全管理に関する規則」「医療安全管理対策委員会規程」「医療事故監査委員会規程」「医療評価委員会規程」「医療の質向上会議に関する規程」「医の倫理委員会規程」「ヒヤリハット・アクシデントに関する規程」「ヒヤリハット・アクシデント運用細則」「医療に関する相談室規約」「苦情対策に関する規程」「苦情対応マニュアル」「迷惑行為等の対策に関する規程」「悪質クレーマー対応マニュアル」「虐待対応マニュアル」「患者認証に関する規程」「口頭指示に関する規程」「患者の権利と義務に関する規程」「治療等拒否者対応マニュアル」ほか。平成24年度も引き続き整備予定である。相澤病院―207―

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