社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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医療安全推進部1.概要・スタッフ構成医療安全推進部はヒヤリハット・アクシデント報告の収集・管理・活用、院内外医療安全情報の収集・管理・活用、医療安全に関する職員研修の実施、医療事故発生時対応、苦情対応、医療に関する相談窓口、ご意見箱の活用、カルテ開示業務、患者満足度調査の実施・活用、医療安全に係る各種委員会の事務局などを業務としている。なお、「職員の安全・安心なくして、患者の安全・安心なし」との考え方に基づき、事案によっては、職員からの個別相談にも応じ必要な支援を行っている。スタッフ構成統括部長(感染対策室長兼任)1名特命推進役(形成外科統括医長兼任)1名推進役1名メディカルコーディネーター(看護師)2名メディカルコーディネーター(薬剤師)1名総務1名2.今年度の取り組みと成果(1)ヒヤリハット・アクシデント報告(表1参照)報告件数は、1,359件(対前年度40件増)とほぼ前年並みであったが、医療機器関連の報告数の増加が顕著であった。平成23年度は特に現業部署での原因分析手法の習得を狙いとして、当部職員と部署スタッフが合同で手法の理解促進を兼ねてRCA(根本原因分析)を実施した。(2)ご意見箱の活用(表2参照)外来ロビー、病棟デイルームなど院内23ヶ所に設置してあるご意見箱から、利用者に記入いただいたご意見カードを毎日回収し、設備や業務運営の改善に活用している。平成23年度の回収延件数は198件で、対前年度35件減。内訳としては、説明・接遇に関することが30.3%、感謝・賛辞が19.2%、待ち時間8.6%、施設・設備8.6%であった。上位については一部順位の逆転はあるものの、前年と同様の傾向であった。ご意見をいただいた方には、内容に応じ礼状や回答書を出状した。(3)苦情対応(表3参照)平成23年度の苦情受延件数は、194件(対前年度7件減)でほぼ前年度並みであった。内訳としては、説明・接遇に関するものが37.1%、診療に関するもの19.6%、看護に関するもの8.2%であり、この傾向は前年と変わらない。原因は説明不足に起因するものが殆どであり、丁寧に分かり易く説明する機会を設けることにより解決している。平成23年度ヒヤリハット・アクシデント報告(表1)種類別4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月総計転倒・転落282312283225323124241921299薬11261517121519141081820185注射1722161411716142111134166機器42928201315995913154チューブ類121613101113412151435128活動報告―204―

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