社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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前カンファレンスを施行していた。MSWが主体となり開催を行っていたが、看護師が主体となり退院前カンファレンスを行う事で、退院調整を積極的に行えるようにと退院前カンファレンス抽出基準表を作成し、看護師が積極的にカンファレンスの開催の計画を行った。3.学術・研修櫻田浩第33回中部(信州・東海)脳神経セミナー大会9月17日福井(堀内陽子)5S病棟1.概要・スタッフ構成(1)概要①心臓病大動脈センターとして循環器内科と心臓血管外科からなる病棟であり、心臓病疾患・血管疾患患者さんの看護を行っている。②多い疾患狭心症、急性心筋梗塞、心筋症、完全房室ブロック、急性/慢性心不全、不整脈、洞不全症候群、下肢静脈瘤、深部静脈血栓症、胸腹部大動脈瘤、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症③スタッフ構成病棟長:1名主任:1名看護師:27名(内パート4名)准看護師:1名病棟クラーク:1名2.今年度の取り組みと成果平成23年度の取り組みとして、「チームカンファレンスを患者さんの状態に合わせて看護師が中心となって開催し、患者さんの思いや生活背景、入院中の状態を踏まえ看護の視点で判断した情報提供を行い多職種で検討することで、退院目標の設定および評価を行い、患者さんが安心して早期退院ができるようチームで継続した医療を提供する」という目標を掲げた。病棟の疾患の特性上、喫煙や塩分・脂肪の多い食事、運動習慣がない、といった病気になってしまった原因が患者さん自身の生活習慣に隠れていることが多い。入院中にはリハビリ、栄養士、薬剤師、MSWといった多職種も生活指導に関わっており、週に1回のカンファレンスの中でそれぞれから意見を出し、指導内容を決めている。今年度は特に、患者さんからの事前の情報収集と他職種との情報共有に重点を置き、より患者さんの個別性に合わせた指導目標と計画が立てられるように取り組んだ。その結果、退院までの問題点がより明確に抽出出来るようになり、その問題点の解決のために医師との連携も強化され、病棟の在院日数短縮やDPCⅡ期以内での退院促進に繋がったと思われる。来年度は、パンフレットの見直しを予定しており、在宅療養中も指導内容が継続出来るような工夫を行っていきたい。(髙橋祥子)相澤病院―173―

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