社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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連携し入院中から、退院後の生活を考え、患者さんらしい生活が過ごせるよう看護介入できる看護の質を病棟全体で向上させていきたい。(2)急変時対応の病棟勉強会開催について4S病棟の夜勤体制として、4S①病棟2名、4S②病棟2名であり、61床の病床数を4名の夜勤者で対応している。その為、状態が急変した場合、4S病棟のスタッフが連携し、急変時に対応できるよう、病棟の勉強係が急変時対応の勉強会の企画を行い、毎月1回開催している。内容として4S病棟で実際起こった急変症例や、コードブルー症例など、実際の現場を再現し、担当者を決めて行動、判断の振り返りを行い評価することで、今後急変時に、自分がそのように行動、指示、判断、協力を行えばよいのか、スタッフ自身が、実際現場を想定して考えてもらうような勉強会となっている。今後も継続して勉強会を開催していくことで、4S病棟スタッフ全体の急変時看護技術の習得と、4S病棟が連携して急変時の対応が行えるようにしていきたい。(大津みえ子)5A病棟1.概要・スタッフ構成概要5A病棟は、脳卒中発症によりSCU病棟に緊急入院された患者さんが継続したリハビリを目的として当科へ転科転床となる。対象患者さんに対して、医師、看護師、リハビリセラピスト、医療福祉相談員、管理栄養士、薬剤師、院内デイサービスなど他職種が関わり、チーム医療を提供している。スタッフ構成病棟長1名主任1名看護師26名(パート看護師6名含む)看護アシスタント3名病棟医療事務課1名病棟クラーク1名2.今年度の取り組みと成果平成23年度部署課題について「退院後の患者さんの生活を思い浮かべながら、患者家族と向き合い、その患者さんがどうなって欲しいか考える」退院マネジメントを看護師が実践でき、急性期リハビリテーション患者さんに対して、関連部署が情報共有を実践することで、チーム医療を展開することを部署のビジョンとして掲げた。そこで、平成23年度の取り組みとして「患者さんにどうなって欲しいか考えられる」看護が提供できることを目標とした。まず取り組みとして、看護師間での知識と技術を統一することが必要と考え、日々の教育指導方法の統一化を検討した結果、5A病棟での看護に特化して、『5ASectionCurriculum』を作成した。OJTにて双方向性評価を実施し、その評価結果を用いて、勉強会を計画開催し、知識技術の向上を図った。来年度は、今年度の取り組みをもとに、「患者家族が望む退院時の状況」をより具体的に情報収集相澤病院―171―

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