社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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腎臓病・透析センター1.概要・スタッフ構成腎臓病・透析センターは、検尿異常や腎障害の精査・加療から、透析導入・維持管理まで、腎疾患の専門的治療を行うための部門である。腎臓病外来と透析センター、入院病棟(4S病棟)で構成され、腎臓内科医師、看護師、臨床工学技士、事務員、看護アシスタント、栄養士が診療を担っている。検尿異常や腎機能障害のある患者さんを地域の医療機関からご紹介いただいた。また、主にERからの要請を受け、緊急透析には365日24時間体制で対応した。整形外科疾患、脳血管疾患、循環器疾患などのため、当院の各科に紹介された維持透析患者さんの周術期の入院透析を行った。さらにバスキュラーアクセス関連の手術やインターベンション治療も積極的に行っている。透析患者さんの高齢化、糖尿病患者さんの増加と共にシャントトラブルも増加しており、他施設からシャント不全のご紹介を数多くいただいた。当院は日本腎臓学会認定施設および日本透析医学会認定制度認定施設である。2.今年度の取り組みと成果(1)血液透析透析コンソールは72台あり、慢性維持透析患者さん219名の血液透析を行っている。家庭血液透析は1名であり、2011年度の新規導入患者さんは61名でした。外来維持透析は月曜日から土曜日まで毎日、午前と午後の2クール体制をとっている。このうち月水金の午後は17時以降のいわゆる夜間透析であり、就労している患者さんに対応できる体制としている。重症で透析センターに移動できない患者さんの場合は、病室へ出張透析を行った。出張透析は94回行った。2011年度の外来透析は30,643件、入院透析は2,579件である。(2)腹膜透析火曜日午後をCAPD専門外来とした。7名が通院され、2011年度の新規導入は2名であった。(3)その他の血液浄化療法持続血液濾過(CHF)もしくは持続血液濾過透析(CHDF):35件エンドトキシン吸着(PMX):13件免疫吸着:5件LDL吸着:1件活性炭吸着:1件腹水濾過濃縮再静注法:20件(4)シャント関連手術内シャント設置などのシャント関連手術は157件で、この内49件が人工血管移植であった。経皮的血管形成術(PTA)は137件であった。(5)腎生検2011年度の腎生検は11件であった。疾患内訳はIgA腎症2例、微小変化群2例、分節性病変1例、ウェゲナー肉芽腫1例、管内増殖性糸球体腎炎1例、骨髄腫腎3例、発作性夜間血色素尿症1例であった。(6)腎臓病外来月曜日午前、火曜日午前、水曜日午前、木曜日午前、金曜日午前に腎臓病外来を行った。相澤病院―121―

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