社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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●心臓病リハビリセンター●心臓病リハビリセンター1.概要・スタッフ構成心臓病大動脈センター心臓病リハビリセンターは、平成23年6月の組織改編により整備されたライン組織である。循環器疾患を対象とした心臓リハビリテーションのほか、内科系疾患で入院中の患者さんのリハビリテーションを担当しており、入院早期から病棟(患者さんの生活の場)における、365日体制での積極的なリハビリテーションを行っている。高齢者の廃用症候群に対し積極的に取り組んでおり、「入院による廃用症候群を限りなくゼロに近づける」ことを目標に、入院早期からより多くの患者さんに、適切なリハビリテーションが提供できるよう取り組んでいる。セラピストの中には内科系疾患に関係する専門資格を有するものが多数在籍し、より専門的な内部障害系リハビリテーションを提供できるよう取り組んでいる。理学療法士16名(心臓・内科リハ部門と兼務)心臓リハビリテーション指導士:4名、呼吸療法認定士:7名、糖尿病療養指導士2名、専門理学療法士(内部障害):2名作業療法士4名(心臓・内科リハ部門と兼務)言語聴覚士6名(ST部門と兼務)2.今年度の取り組みと成果(1)平成23年度心臓病リハビリセンター治療実績(ST除く)リハビリテーション総実施単位数69431単位リハビリテーション実施患者数36204件新規処方患者数2150人(2)心臓リハビリテーションの充実・共通の指導ツールとしての「心臓リハビリテーション連携ノート」の作成心臓リハビリテーションは運動療法に加え、多職種による包括的な患者指導・患者教育を実施し、生活習慣・行動様式を変容させ、心臓病の再発を予防することが重要である。患者教育においてかかわるすべての医療職種が同じ治療目標に向かい、多方面から包括的にかかわる事を目的とし、多職種で用いることのできる共通のツールとしての「心臓リハビリテーション連絡ノート」を作成した。平成24年2月より、急性心筋梗塞患者さんへの指導において「心臓リハビリテーション連携ノート」を活用した患者指導を開始した。(写真)今後内容の見直しを行い、退院後も継続的に活用できる「地域連携型心臓リハビリテーション連携ノート」を作成する予定である。引き続きチーム医療を推進し、質の高い心臓リハビリテーションを実施する。・松本平心臓リハビリテーション勉強会の開催近隣医療機関を含む地域での心臓リハビリテーションの発展を目的とし、「松本平心臓リハビリテーション勉強会」と称する勉強会を主催した。相澤病院―119―

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