社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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耳鼻咽喉科1.概要・スタッフ構成平成14年4月に信州大学から坂口正範が赴任し、当院に耳鼻科が開設された。その後5年間は常勤1名体制であったが、平成19年10月から後期研修医(信大耳鼻科からのローテーション)が加わり、2名体制となった。診療は入院治療、特に手術に重点をおいている。手術日は週2日あり、火曜日午後は信州大学から宇佐美教授に来ていただき耳の手術を、火曜日午前、木曜日午前は鼻、のど、頸部の手術を行っている。術前、術後の検討は毎週木曜日の夕方に信大に赴き、信大耳鼻科スタッフと合同でカンファランスを行っている。昨年1年間の手術患者さんは142名で、内訳は下記の通りである。入院は3A病棟に4床のベッドがあり、手術以外では突発性難聴、耳性めまい、鼻出血、急性扁桃炎、扁桃周囲炎などの治療を行っている。頻度の多い疾患ではクリニカルパスを作成し、患者満足度の向上、入院期間の短縮を心がけている。地域の先生方からの入院依頼は24時間いつでも受け入れている。また退院後の治療はできるだけ地域の先生方にお願いし、病診連携、病病連携に努めている。外来は週3回(月)(水)(金)の午前に、主に院内、院外からの紹介患者さんを中心に診療を行っている。救急患者さんはそれ以外の時間帯でも随時診察している。診察の結果、入院、手術を必要としない患者さんは近隣の耳鼻科診療所にご紹介し、治療をお願いしている。なお、悪性腫瘍の手術は諸般の事情により、原則として信大病院に依頼している。2.今年度の取り組みと成果2011年度(H23年4月〜H24年3月)手術症例数142例内訳外耳道形成術2例鼓膜形成術16例鼓室形成術19例中耳根本術1例鼻中隔矯正術4例鼻・副鼻腔腫瘍摘出術1例内視鏡下鼻内副鼻腔手術31例(副鼻腔炎24例、嚢胞7例)口唇腫瘍摘出術2例下咽頭腫瘍摘出術1例下咽頭異物摘出術1例扁桃摘出術13例喉頭微細手術18例(声帯ポリープ7例、喉頭腫瘍11例)気管切開術15例顎下腺摘出術3例(腫瘍1例、炎症2例)口腔内深部唾石摘出術2例耳下腺腫瘍摘出術6例頸部腫瘍摘出術5例頸部リンパ節摘出術2例活動報告―102―

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