社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 16
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口腔病センター1.概要・スタッフ構成当センターは常勤歯科医師3名、常勤歯科衛生士4名、常勤受付事務員1名で構成され、口腔外科を中心とした口腔領域の疾患に対し治療を行っている。2.今年度の取り組みと成果(1)入院診療体制と実績①病棟:3A病棟(1床)②治療内容:炎症、外傷、口腔外科手術の周術期管理、血液抗凝固療法中患者さんの1泊抜歯入院③入院実績:86件/年④手術件数:全身麻酔手術17件/年、静脈内鎮静法併用局所麻酔手術27件/年⑤特徴:当センターでは血液抗凝固剤内服患者さんに対し、一泊の入院管理下にて休薬せず抜歯を行っている。抜歯後出血が生じた場合に迅速な対応ができるよう体制を整えている。(2)外来診療体制と実績①外来日:月、火、木、金曜日は終日、水、土曜日の午前中②手術日:水曜日午後③治療内容:埋伏歯、外傷、炎症、腫瘍、顎関節症、三叉神経痛、舌痛症といった口腔外科疾患、呼吸器内科からの紹介による睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置の作成、有病者の一般歯科治療、当院入院中の患者さんの歯科治療、専門的口腔ケア、歯科インプラント治療。④設備:歯科用ユニット3台(口腔外吸引装置つき)、デジタルエックス線撮影装置、炭酸ガスレーザー、心電図モニター⑤外来実績:初診2221件/年、再診4129件/年⑥特徴:当センターの紹介率は31%で、主に開業歯科医院よりの紹介が大半を占める。疾患の内容としては埋伏歯抜歯が多く、粘膜疾患、顎関節症と続いている。院内入院中の患者さんの歯科治療(主に義歯調整などの応急処置)、当院透析センター受診中の患者様の歯周病治療を含めた歯科治療も行っており、口腔外科領域だけでなく、有病者歯科医療にも対応している。また、糖尿病の教育入院の際に、歯科にて歯周病と糖尿病の関係についてスライドを使った講義を歯科医師より行い、衛生士より個別に口腔衛生指導を行っている。入院患者さんの口腔ケアに関し、看護師だけでは対処が難しい場合、誤嚥性肺炎パス適応の場合に歯科医師、歯科衛生士がアセスメント、ケア方法の指導を行なう専門的口腔ケアを行っている。心臓血管外科医師よりの依頼で、術前の口腔内精査を行い、術前の口腔内管理を行っている。⑦研修施設:・社団法人日本口腔外科学会関連研修施設・一般社団法人日本有病者歯科医療学会研修施設3.学術・研修・第56回日本口腔外科学会総会・学術大会参加・第65回NPO法人口腔科学会学術総会参加・第21回日本有病者歯科医療学会総会・学術参加・発表・長野県口腔外科談話会参加・症例発表・平成23年度松本市歯科医師会医療安全研修会参加活動報告―98―

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