社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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業務分掌・業務手順の作成・一部修正を行いました。これにより、安全性を考慮した上で看護の質の統一化を図り、また新たに配属されるスタッフがスムーズに業務へ入れるような環境調整に繋がっています。②乳がん患者会の立ち上げ当院へ通院されている乳がん患者さん、ご家族によって構成され、個々の経験や情報を交換し、思いを共有する中で、互いに支え合っていくことを目的とし、毎月継続開催しています。③院内外勉強会の開催院内外へ向け、がん集学センター医師、看護師、薬剤師、また院外講師を招き、一年を通して緩和ケア学習会、化学療法勉強会を開催。3.学術・研修①味の素製薬(株)松本営業所社内講演「がん化学療法の副作用とその対策、緩和ケアについて」緩和ケア認定看護師上川晴己②長野県医薬品卸協同組合講師「がん疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進のための講習会」緩和ケア認定看護師上川晴己(上川晴己)●患者・家族支援センター●患者・家族支援センター1.概要・スタッフ構成がん患者・家族支援センターは19年10月がん集学的治療センター新施設での稼働に併せて設置された。病院玄関ホール近くに設置されている「医療に関する相談室」とは別に、がん患者さんやご家族の方、がん医療関係に限定した相談支援機能として、不安や心配事、病気についての相談、治療費用など、いろいろなことの相談をお受けしている。がん診療連携拠点病院に設置が義務づけられている相談支援機能である。相談は主に国立がんセンター主催「相談支援センター相談員研修」ⅠからⅢまでを修了している看護師が担当しているが、質問・相談の内容によっては専門の者が対応する体制をとっている。他に国立がんセンター主催「相談支援センター相談員研修」ⅠからⅡまでを修了しているもの2名も随時担当する。病院内全体ではこの他に相談支援センター相談員研修Ⅱまでを終了している臨床心理士、ソーシャルワーカーが4名在籍している。2.今年度の取り組みと成果22年度における相談件数は286名、314件であり、内容では治療方法や症状に関する相談や放射線治療に関する相談、脱毛とウィッグに関する相談などが上位を占めている。この件数には退院時の調整などは計上していない相談件数である。これからもより多くの方にこのセンターを利用いただき、支援していくためには、様々な研修を受けて努力していくことはもちろん、当院ホームページや他の媒体を使って広く案内をしていく。相澤病院―77―

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