社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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野池輝匡、安藤恵子、市堀美香、第15回日本緩和医療学会学術大会「オピオイドによる眠気に対するオピオイドローテーション」について発表しました。(野池輝匡)●放射線治療科●放射線治療科1.概要・スタッフ構成2007年10月にTomoTherapyHi-ArtSystemによる放射線治療を開始し3年半が経過した。担当者は前年度と同様に医師1名、診療放射線技師3名体制である。2.今年度の取り組みと成果本年度は前年度より微増の全症例数252名であったが、微々の照射数にムラがあり患者紹介から待機が若干長くなる時期と定数割れする時期を経験した。如何にムラなく行えるかが今後の課題である。前立腺癌と乳癌の症例がほぼ同程度、前年の如く大腸直腸癌、肺癌、食道癌に加えて本年度は切除不能膵癌に対する化学放射線療法の依頼が増加した。変わったところでは、信州大学整形外科腫瘍班からの加療依頼があったことである。骨軟部悪性腫瘍は稀少かつ難治性腫瘍であり、特に再発時の治療は難渋することが多く、集学的治療の一環で放射線治療も必要であろう。周辺病院への訪問活動、一般人及び癌治療医向けの勉強会などで啓蒙活動をし、当院への患者紹介に繋がった症例も幾つかあった。啓蒙活動は次年度の目標でもあり引き続き活動したいと考えている。来年度から陽子線治療装置設置事業が始まり、それに伴い当診療科へも山梨大学から非常勤医師が派遣されることとなった。がん集学治療センターのさらなる発展を期待したい。2010年度症例・全治療症例数=252・男:女=144:108・年齢分布(25〜91歳)―〜49歳:32〜59歳:35〜69歳:73―〜79歳:8280歳〜:30・紹介元病院―院内:203―長野県内:46長野県外:3原発巣別治療数・脳:4―神経膠腫:2海綿状血管腫:1下垂体腫瘍:1・頭頚部:4―舌癌:3その他:1・胸部:99―乳癌:62肺癌:22食道癌:15・腹部:128―前立腺癌:57大腸直腸癌:25胃癌:14―膵癌:13その他:19相澤病院―75―

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