社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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シンポジウム:バンクーバーオリンピックにおけるスピードスケートナショナルチームメディカルサポート座長1.6月19日中信整形外科医会�スポーツによる肘関節障害愛知医科大岩堀DR講演�講演・講義2.4月16日信大整形グリーンセミナー�バンクーバーオリンピックにおけるサポートについて�3.6月12日安曇野ウエルカムセミナー(信大整形主催)�スポーツ整形、スピードスケートナショナルチーム帯同�4.7月7日東京第一三共本社講演�スピードスケートナショナルチームサポート�5.7月27日ブエナビスタ講演�スピードスケートナショナルチームサポート�6.9月26日スピードスケートネオシニア研修会講義�スピードスケートにおける障害予防とコンディション維持�7.10月24日スピードスケートコーチクリニック講義�スピードスケート選手の障害とその予防�8.12月12日中信柔道整復師会講演�成長期スポーツ障害の治療�(村上成道)●整形外科●整形外科1.概要・スタッフ構成2009年度で整形外科の後期研修医が2名研修を修了したことで、2010年度の整形外科の常勤医は6名でスタートしました。多くの外来業務・手術加療を進める上で、外来初診については紹介状を持参された患者さんに限定させていただきました。10月より小平博之医師が信州大学から赴任し股関節・膝関節外科を担当することで、整形外科常勤医は7名となりました。これにより脊椎外科・上肢外科・下肢再建外科の専門分野にそれぞれ日本整形外科学会認定専門医が担当できる体制が整いました。2.今年度の取り組みと成果当科では2003年以来毎年、手術件数が1000件を超えており2010年度の手術件数は1116件でした。救急患者さんが多い関係で、全手術の70%以上が骨折や軟部組織損傷(腱・靱帯・神経・血管)など外傷に対する手術です。外来初診の制限により手術総数は減少しましたが、外傷に対する手術数は減少することなく、特に高齢者の大腿骨近位部骨折は2009年に引き続き年間350例を超える患者さんに対して加療を行ないました。大腿骨近位部骨折に対する加療にはクリニカルパス・地域連携パスが用いられていますが、2010年度には術後のActivityに応じた複数のクリニカルパスを適応しています。これまで大腿骨転子部骨折には術後早期離床を目標としたクリニカルパスを設定し運用してきましたが、術後の歩行能力に応じたクリニカルパスを設定することで患者さんにもより明確なアウトカムを提示出来るようになりました。これまでの症例の蓄積を元に、代表的な外傷に対する治療計画の標準化に取り組んでいます。これらは、医師、看護師、理学療法士、ケースワーカーが連携することで可能となります。システム化された効率の良い医療の構築、治療成績の向上に取り組んでいます。活動報告―60―

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