社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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又3〜6ヶ月後に、未だ受診が確認できない対象者を抽出し、さらに受診勧奨の手紙を送付している。その結果7割以上の受診者のフォローアップができた。尚、平成22年度、悪性疾患が確定し治療開始が確認できた受診者は106名であった。(含む健診)(2)がん検診の啓蒙乳がん検査(MMG・MUS)、子宮頸がん検査(ヒトパピローマウイルス検査含む)肺がん検査(肺CT)の啓蒙パンフレットを作成した。パンフレットの事前郵送による勧めや、受診者指導の際の説明に利用し、検査追加勧奨を行った。いずれのがん検査も前年を上回る件数となった。(3)特定保健指導の継続平成20年度から開始した特定保健指導は2年目を迎え保健師を増員して十分な支援体制で継続している。それぞれの支援実施者数は、「動機付け支援」:12名(男性8名、女性4名)、「積極的支援」18名(男性17名、女性1名)であった。支援対象者ほぼ全員に、体重減少や生活習慣改善等の行動変容がみられた。(4)二日ドック受診者へのウォーキング体験の継続平成21年度開始したウォーキング体験は、年間487名が参加された。新たにポールウォーキングも取り入れ、2回目の参加者にも新しい運動指導を行っている。受診者へのウォーキング体験が好評な為、地域住民の皆様にも向けて、7月にウォーキング体験会「ふれあいウォーキング」を開催した。参加者は18名であった。体験の他に健康ミニ講座や医師・保健師・看護師による個人の健康相談を行い、ご満足をいただけた。平成23年度は2回の開催を予定している。(5)新検査の導入眼底写真のデジタル保存化・簡易自動視野検査の導入を行った。簡易自動視野検査と眼底写真と併せて眼科医が判定することで、眼圧検査だけでは発見しにくい「正常眼圧緑内障」等の早期発見に有用であった。3.学術・研修学会発表①第51回日本人間ドック学会2010年8月(旭川市)「特定保健指導期間終了後の生活改善に向けての検討」保健師塩野麻理子「当センターにおける二日ドック受診者対象の体験ウォーキングの取り組み」臨床検査技師今井克朗②第2回長野県禁煙フォーラム(松本市)「禁煙した方へのアンケート調査の検討」保健師小林美華子③第37回長野県臨床検査学会2010年10月(佐久市)「人間ドックの上腹部超音波で発見された動脈瘤についての検討」臨床検査技師瀧田通「当センターにおける甲状腺ドック」臨床検査技師鈴木佳代子活動報告―270―

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