社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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3.学術・研修研修(受入れ)①22年10月ニチイ学館②23年2月大原学園③23年3月大阪バイオメディカル専門学校(飯塚敏之)●診療情報管理課●診療情報管理課1.概要・スタッフ構成スタッフ10名(診療情報管理士;8名)2.今年度の取り組みと成果病歴登録業務・退院患者病名登録、退院患者手術登録、退院時要約確認業務・作成依頼、在院患者コーディング確認、死亡情報登録、在院患者コーディング確認DPC調査業務・DPC調査対象ファイル作成、各種調査機関への提出臨床指標関連業務・手術症例対象合併症・再手術・再入院データベース、42日以内の再入院調査、外傷データバンク登録データ抽出・情報提供業務・定期報告資料の作成、各種統計資料の作成、各科からのデータ抽出依頼への対応書類管理業務・診療書類・同意書等の管理、紙カルテ・フィルム貸出その他・各種勉強会・研修会の参加・開催、病名・手術に関するパンフレット作成・更新、クリニカルパス管理持続的な医療の質改善のためには、自院が提供する医療サービスを可視化・分析することが重要です。DPCデータによるベンチマーク分析を始めとした、各種分析業務(手術の臨床指標分析、42日以内の再入院症例分析等)によって、当院の医療水準が明確となり、且つ、改善すべきポイントが明らかとなります。一方で、前述の分析・評価においては、その信頼性を担保するために、精度の高いデータベース構築が必要です。当課においては、分析に耐えうるデータベースを作成することを最重要課題として、ルーチンワークを実践しています。一例として、病歴登録における医療資源病名の決定では、ICD10(疾病、傷害および死因統計分類概要)の理解が重要であり、安易な「標準病名マスター」の使用によるICDコーディングは、結果的に、当院のデータ精度を下げる原因となるため、常に注意を払います。さらに、DPCコーディングに対するスタッフ間の情報共有、意識統一を目的に、コーディングサーベイ(サンプル症例のコーディングとディスカッション)を実施し、部署全体でのレベルアップを目指しています。診療情報管理課の業務範囲は年々拡大し、求められるレベルも高くなっています。様々な業務に対応するために、臨床的な知識の蓄積も必須と考え、部署内での勉強会やコメディカルとの合同勉活動報告―210―

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