社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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●地域医療連携室●地域医療連携室1.概要・スタッフ構成地域医療連携室は、地域の先生からの温かいご支援のもと、本年で13年目を迎える事ができました。開設当初は2名での発足でしたが、現在では10名(平成23年3月末)の担当者で地域の医療に貢献できるよう、積極的に医療連携に取り組んでおります。地域の医療機関の先生方にご紹介いただいた患者さんに、安心して受診して頂くことや、地域の先生方との連絡を密にし、連携の窓口としての地域の先生と当院医師や患者さんの気持ちを繋げる橋渡し役としてお役に立てるよう活動しております。近年、より一層地域連携が必要とされており、地域連携パス、ITを使用したネットワーク作りなど、各地域で機能・役割分担に基づいた切れ目のない医療の提供が重要とされております。当院においても、顔と顔の見える連携を基本に、連携の為のツールを活用し、病診連携・病病連携をはじめ、福祉施設との連携により、地域内で機能分化による患者さん中心の医療に心掛け、地域医療支援病院としての機能を更に充実できるよう、地域の先生方からのご指導を賜りながら努力していきたと考えております。2.今年度の取り組みと成果(1)平成22年度の部署計画目標:「年次別教育プログラムおよび習得レベルに応じた管理者育成プログラムを作成し、実践する。」地域医療連携室では、これまで築き上げてきた地域の医療機関および患者さんとの信頼関係をより一層深めるために、職員一人一人のスキルアップを行ない、院内・院外を問わず、より良いコミュニケーションを取れる人材を育成し、地域医療に貢献することを目的に業務を行っております。前期は入職2年次までの体系的な教育プログラムを作成し、業務修得レベルの標準化を実践致しました。後期はリーダー的なスタッフを対象に、病院内で起こる様々な事象を的確に判断し、スムーズな医師を含めた他部署との業務調整、上司への的確な報告業務を行うことができるよう、リーダー育成プログラムを作成しました。慈泉会の理念・方針に基づき、様々な機会を通じて地域に貢献できるリーダーを育成するための項目を加え、自らが実践するとともに、スタッフに指導することで部署全体のレベルアップに貢献できる人材を育成できる内容とし、実践しました。リーダー育成プログラムを作成するにあたり、地域医療連携室の業務分掌・職能要件書を再度見直すとともに、慈泉会の職能要件書(一般職4等級・一般職5等級)の内容を再確認することができました。育成対象者にリーダーとして必要なスキルを身につけて頂くために、相澤病院長の理念を再度確認し、慈泉会の職員として何をすべきなのか再度考えて頂く良い機会となったと考えております。(2)診療報酬改訂について①がん治療連携計画策定料地域がん診療連携拠点病院として、平成21年度より癌の連携パスを導入し、かかりつけの先生へ調整を行っておりましたが、平成22年度の診療報酬改定において、癌の連携パスを使用した、連携による切れ目のない医療の評価がなされ、がん治療連携計画策定料及びがん治療連携指導料の届出について、積極的に調整を行いました。(38医療機関:平成23年3月末現在)活動報告―204―

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