社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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脳卒中PT部門1.概要・スタッフ構成リハビリテーション科、脳外科、神経内科の脳卒中・頭部外傷・パーキンソン病・肺炎などの患者さんを対象に、自宅/社会復帰を目指した急性期理学療法を行っている。病診連携を基軸に自宅退院後のリハビリテーション(以下リハ)は必要性に応じて外来リハ、訪問リハ、通所リハ等の活用により継続している。当院から直接自宅復帰が望めない患者さんについては、連携医療機関との病病連携を基に、円滑な回復期への移行を目指している。理学療法士20名(内3名は脳卒中ケアユニット専任理学療法士)で構成し、週7日間(365日)体制による急性期リハを充実させるために、理学療法士2名を増員してマン・パワーの充足を図った。2.今年度の取り組みと成果(1)入院患者さんに対する理学療法実施状況平成22年度中に処方された患者さんは1375名。その内、急性期脳卒中603例(脳梗塞404例、脳出血148例、くも膜下出血51例)、パーキンソン病48例、肺炎156例、廃用症候群57例、頭部外傷64例、その他(神経筋疾患、脳腫瘍、他)447例(図1)。脳卒中患者さん603名のうち、自宅退院は302名(51%)、施設27例(4%)、転院243例(40%)、死亡31例(5%)であった(図2)。脳卒中部門の対象者(入院患者のべ件数)は1月あたり平均2465件(平成21年度比8.7%増)であり、理学療法実施単位数は5678単位(平成21年度比:6.2%増)を提供した。(図3)また、対象患者に対する理学療法実施率は96.3%であった。相澤病院―175―

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