社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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カリキュラムには看護手順や本のページ数を一緒に載せ、分からなくなったときどこをみれば良いかわかるように表示した。4B病棟で行う、特殊な治療について看護手順を修正し直した。新たにCPM(持続的他動運動療法器)、体幹ギプスの看護手順を作成した。今後も新看護体制を継続し、スタッフ教育を進めていきたい。セクションカリキュラムは半期毎に評価し、スタッフひとりひとりのレベルアップにつなげていきたい。(酒井弘子)●4S病棟●4S病棟1.概要・スタッフ構成4S病棟は、一般内科病棟としての役割を担っており、主な診療科として、呼吸器内科、腎臓内科、糖尿病科の患者さんの治療・看護を行なっている病棟です。病棟体制として、4S①病棟と②病棟に分かれています。4S①病棟は、主に糖尿病科・呼吸器内科の患者さんが入院されており、病床数は31床。4S②病棟は、主に腎臓内科・呼吸器内科の患者さんが入院されており、病床数は30床。4S病棟全体で、61床の病棟です。スタッフ病棟長:1名主任:2名看護師:36名(うちパート7名)看護アシスタント:4名病棟クラーク:2名看護体制4S①病棟:固定2チーム制4S②病棟:固定2チーム制勤務体制2交代勤務(4S①病棟4S②病棟ともに2人夜勤)2.今年度の取り組みと成果(1)4S病棟ビジョンの明確化4S病棟の入院患者さんの特徴として、急性期治療を要する、慢性期疾患を抱えている患者さんが多く、急性期治療が終了し、退院されても再発、又は増悪して再入院されてくる患者さんの頻度が高い。呼吸器疾患・腎臓疾患は、生活習慣と密接に関わっており、日常生活において、運動、内服管理、食生活が疾患に大きな影響を及ぼしているため、日常生活の留意点について、患者さんに理解されなければ、退院後状態が悪化し、繰り返し再入院されてくる患者さんが多い。そこで、4S病棟のビジョンとして、・急性期治療が必要な患者さんに対して、身体的機能低下、精神症状低下の予防を多職種で早期から介入していくことで、QOLが低下しない看護を目標とし、急性期治療が終了すると同時に、その人らしい生活に戻すことを目指したい。・入院前より、基礎疾患・合併症を抱えている患者さんが、退院後のQOLが低下しない療養生活がおくれるように、急性期疾患の援助だけではなく、患者さんの全体像を捉え、その患者さんに必要な看護を提供したい。相澤病院―155―

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