社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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課業・習熟能力(遂行レベル)・修得能力の項目を設けた。これまで助産師の保健相談業務は、何年目で何ができるという統一見解がなく個人のレベルに任せていたが、今年度の取り組みにより明確化された。来年度は、この職能要件書を活用し助産師の資質の向上と教育に努めたい。(小坂晶巳)●3S病棟●3S病棟1.概要・スタッフ構成3S病棟は消化器病センターとして消化器科疾患及び内科疾患の患者さんを中心に内視鏡検査や処置を受ける患者さんの看護を行っている。61床のベッド数があり、スタッフステーションを2カ所設けて、3S1病棟と3S2病棟に分けて管理を行っている。診療科目とベッド数消化器内科:61床(観察ベッド1床を含む)3S1病棟:31床(観察ベッド1床を含む)(内訳)重症観察室:1部屋個室:6部屋4人部屋:6部屋3S2病棟:30床(内訳)個室:6部屋2人部屋:4部屋4人部屋:4部屋多い疾患名大腸腺腫・大腸癌・胃癌・食道早期癌(それぞれ内視鏡的切除を行う)・胃癌、胃・十二指腸潰瘍、膵炎、膵臓癌、胆石、胆嚢炎、胆道系悪性疾患(胆嚢癌、胆管癌)、肝炎、肝硬変、肝膿瘍、肝臓癌(肝動脈塞栓術・ラジオ波・エタノール局注治療を行う)、食道静脈瘤スタッフ病棟長:1名主任:2名看護師:29名(パート含む)看護アシスタント:4名病棟クラーク:2名(内訳)①病棟:主任1名看護師14名(パート含む)、看護アシスタント2名病棟クラーク1名②病棟:主任1名看護師12名(パート含む)、看護アシスタント2名病棟クラーク1名勤務体制2交代制(3S1病棟・3S2病棟共に各2人夜勤)2.今年度の取り組みと成果3S病棟では平成22年度部署課題として医師、看護師、MSW、リハビリスタッフ、栄養士、薬剤師、デイサービススタッフ等関連部署を交えたチームカンファレンスと、看護師が行う看護ケアカンファレンスをより充実したものとし、退院マネジメントにつなげるための取り組みを行った。入院患者さんには高齢者も多いためADL低下や経口摂取困難な方では入院が長期化したり、ご自宅への退院が困難となってしまう方も多い。チームカンファレンスでは入院後早期より退院に向けた指導やサービス調整が必要となりそうな患者さんを取り上げ、チーム医療として情報の共有や意見交換を行い、退院への援助を行った。他職種との連携を持つことで、看護の役割も明確にすることができ、看護師に求められている課題も見えてきている。看護ケアカンファレンスは病棟長または主任が参加を行い、多くのスタッフがより深く患者さん活動報告―152―

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