社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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2.今年度の取り組みと成果(ア)本年度も、CT、MRI、PET検査を全例読影、8割以上を次の日までに読影し、読影管理加算II(180点)を取得した。(イ)平成22年度の読影診断は、CT36,816件、MRI11,304件であり、平成21年と比べ、それぞれ196件減、14件増加した。他に院内・外からの画像診断依頼が196件あった。読影件数は365日毎日130件余りに相当し、検査件数、読影件数とも飽和状態である。一部の検査については、遠隔読影サービスに委託しこれを常勤専門医が二重読影・確認することで、多数の検査に対応した。(ウ)院外からの検査紹介は、CT1,105件、MRI1,088件であり、前年度より若干減少した。(エ)IVRでは、骨盤骨折や消化管出血などの緊急血管造影塞栓術11例、腹部大動脈瘤治療前の内腸骨動脈塞栓術2例を施行した。また、膿瘍のCTガイド下生検、肺癌内視鏡手術前のCTガイド下マーキングを8例施行した。(オ)待ち時間の長いMRI検査の問題点について検討し、胸腹部など検査時間の長い検査に関して、必須でない検査をなるべく控えて頂くよう院内に通達した。3.学術・研修学会発表古川智子Patchyenhancementwithinthelesionofautoimmunepancreatitisarterialpyaseofdynamiccontrast-enhancedCT:ausefulsignofAIPESGAR2010ドレスデン2010.6.2〜5.FDG-PETにて異常集積を認めた膵acinarcellcarcinomaの2例第438回日本医学放射線学会関東地方会松本2010.12.11.(伊藤敦子)●技師部●技師部1.概要・スタッフ構成<スタッフ>診療放射線技師30名(内パート1名)、事務職2名(内パート1名)<勤務体制・内容>放射線画像診断センターは画像診断部・技師部・看護科・事務課で構成されている。「一刻も早い診断のために、高度な画像情報をいつでも確実に提供する。」「最新鋭の画像診断機器をもって地域医療に貢献し、県内の画像診断の先陣となる」をビジョンとしてチームによる質の高い画像提供と患者さんが安心して受けられる検査の為の環境整備のためスタッフが一丸となって取り組んでいる。救急指定病院としての機能を最大限発揮するため、夜勤とシフト勤務による人員配置によりCT・MRI・血管撮影装置は常時受入れを可能とし24時間対応の救急体制を行っている。また、勤務内容としては放射線検査業務に加えガンマナイフセンター・健康センターポジトロン断層撮影センター・がん集学治療センターへのサポートも行っている。2.今年度の取り組みと成果平成22年度放射線画像診断センター技師部は「職能と技術の評価により、スタッフのキャリアアップを図る教育システムを構築・実施し、いつでも誰もが確実で高度な画像情報の提供を行えるようにする。」を目標に以下の事項に取り組んだ。活動報告―130―

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