社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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くてはならない存在となりました。また、冠動脈形成術の術前に施行することで、狭窄または閉塞病変の性状が評価出来るため、手技の成功率向上にも役立っていると考えられます。冠動脈CTで狭窄が疑われ、冠動脈造影を施行した結果、中等度の狭窄病変を認め、血行再建療法の適応に悩む場合があります。最近、心筋虚血に関与していない狭窄病変に対す冠動脈形成術は予後を改善しない、との報告がなされ注目されています。当科では、中等度狭窄に対して冠動脈形成術を考慮する際、冠血流予備量比(FFR)を測定し、心筋虚血への関与を評価しています。また、新しい試みとして、冠動脈CTを撮影する際にATP負荷を行い、心筋の造影状態を評価することで、心筋虚血を評価する試みも始めました。3.学術・研修2010.3.16大北医師会学術講演会「320列CTを用いた冠動脈CT検査について」相澤病院・循環器内科:櫻井俊平2010.4.20松本医師会生涯教育講座松本循環器カンファレンス「当院で経験した興味深い循環器疾患の症例」相澤病院循環器内科:鈴木智裕、加藤太門、羽田健紀、村山秀喜、櫻井俊平2010.5.25中信循環器懇話会「右冠動脈入口部の閉塞に対し急性期に冠動脈形成術による血行再建療法が施行できなかった下壁急性心筋梗塞の一例」相澤病院循環器内科:菅沼和樹、加藤太門、羽田健紀、村山秀樹、鈴木智裕、櫻井俊平2010.6.12中信医学会「右冠動脈、左前下行枝の2枝閉塞による急性心筋梗塞の一例」相澤病院循環器内科:田中匡実、加藤太門、羽田健紀、村山秀喜、鈴木智裕、櫻井俊平心臓血管外科:山浦一宏、恒元秀夫2010.9.11第271回日本循環器学会関東甲信越地方会「カテコラミン心筋症による急性肺水腫を契機に診断された褐色細胞腫の一例」相澤病院循環器内科:飯尾浩平、加藤太門、西山茂樹、羽田健紀、馬渡栄一郎、鈴木智裕、櫻井俊平病理科:樋口佳代子信州大学泌尿器科:石塚修循環器内科:池田宇一2010.10.15中信循環器カンファレンス「320列CTを用いた冠動脈撮影と心筋虚血評価」相澤病院循環器内科櫻井俊平2010.10.16第110回中信医学会「心タンポナーデを呈したChrug-Strausssyndromeの1例」相澤病院循環器内科:大久保悟志、鈴木智裕、加藤太門、羽田健紀、村山秀喜、櫻井俊平神経内科:橋本隆男2010.12.11甲信心エコー図セミナー「心膜炎・胸膜炎で発症した全身性エリテマトーデスの1例」相澤病院循環器内科:岡野孝弘加藤太門羽田健紀村山秀喜鈴木智裕櫻井俊平(櫻井俊平)活動報告―114―

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