社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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についての患者教育に看護師が積極的に関わるようになりました。また、CKD患者さんの生活背景チェックリストを作成し、これに基づいて腎臓病外来で聞き取り調査を実施しました。外来通院中にあらかじめ調査しておくことで、CKD患者さんが入院となった時や、透析が必要になった際に、さまざまな職種の医療スタッフと患者情報が共有することができ、退院マネジメントにたいへん役立ちました。3.学術・研修腎臓病センターの項にまとめて記載しました。(小口智雅)●透析センター●透析センター1.概要・スタッフ構成腎臓病センターの機能は、大きく「腎臓病外来」と「透析センター」のふたつに分けられ、一般的な外来診療を行なう「腎臓病外来」は、腎機能に異常疑いのある患者さんから腎臓機能低下、保存期腎不全までの患者診療を行なっている。また、在宅での透析「腹膜透析」をする患者さんの定期診療をする「CAPD外来」の専門外来がある。「透析センター」では保存期から末期腎不全となり、透析治療が必要となった患者さんが定期的に通院をしています。腎臓病となられた患者さんのうち、主に腎不全となった方の保存期、(透析)導入期、維持透析の患者さんの治療・看護を行っています。腎不全保存期は腎臓病外来での通院診療、透析導入後は入院を挟んで透析センターでの通院透析治療となります。このように腎臓病センターは、保存期腎不全診療から透析導入、透析導入から維持透析の管理まで一貫した診療・治療を行い、また各専門外来には指導室や栄養相談室が隣接し、スタッフが協力して個別指導を行っています。当センター腎臓病外来では、月間平均で330名の患者さんの診察を行い、透析センターでは常時210余名の患者さんが外来通院での維持透析を受けています。さらに、急性期病院であることから、腎臓内科の入院透析患者さんを含めた他の診療科で透析療法が必要な患者さんや他施設から検査・治療に来られた方、また、旅行などで松本周辺に来られた患者さんの透析についても実施しています。現在、腎不全保存期、透析導入前、透析導入期、透析維持期の患者さん・ご家族の生活の質を維持、継続できるための看護を実践することを目標に掲げ、また安全な透析療法を提供することを基本的な責務とし、看護目標を設定して日々取り組んでいます。スタッフ科長1名主任1名看護師19名(内パート6名)事務員3名看護アシスタント9名(内パート7名)代行入力パート事務員2名勤務体制日勤8:30〜17:10但し、月・水・金のみ早出7:30〜16:10/遅出9:30〜18:10を併用したスライド活動報告―110―

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