社会医療法人財団 慈泉会 年報 Vol. 15
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消化器病センター●消化器内科●消化器内科1.概要・スタッフ構成消化器内科は広く消化管・肝・胆・膵の領域の診療を行っております。1.入院診療体制入院施設は消化器病センターとして3S病棟に病床(61床)が完備されています。消化管疾患では大腸腺腫、大腸・胃・食道早期癌(それぞれ内視鏡的切除を施行しています)、出血性胃・十二指腸潰瘍などの治療をおこなっています。また、超音波内視鏡・NBI拡大内視鏡などの検査も積極的に行っております。肝臓疾患に対しては、急性肝炎の治療から、慢性肝疾患として慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌の治療(局所治療としてのラジオ波凝固治療・肝動脈塞栓術など)まで当科で積極的に行っております。2.外来診療体制消化器病センターとして月曜日から金曜日まで午前・午後に専門外来診療を行っております。慢性疾患の外来診療は病診連携下に地域の登録医の先生のもとで行っていただくことを基本として、紹介による紹介による定期的な検査・診療などをおこなっております。また、地域がん疾患拠点病院の認定を受け、消化器系悪性腫瘍に対する外来化学療法を積極的に行っております。肝疾患については慢性肝疾患患者さんの定期診察、C型慢性肝炎のインターフェロン治療などのほか、紹介により、登録医の先生のもとで治療を受けられている慢性肝疾患患者さんの画像診断(肝臓癌の早期発見を目指して)を行っています。さらに肝臓癌が発見された際には登録医の先生と今後の治療方針について検討し、患者さんにインフォームドコンセントを行い、治療を決定するようにしています。また長野県肝疾患診療専門医療機関に登録されたことを受け、肝臓病センターを立ち上げ、毎週月曜日・火曜日・金曜日の午前に外来診療を行っています。スタッフ現在のスタッフは消化器病センターとして常勤医師13名であり、信州大学医学部消化器内科から肝臓専門外来(肝臓病センター)に小松医師が専門医として派遣されており、膵臓外来には信州大学医学部保健学科より川教授が派遣されています。当院は日本内科学会認定医制度教育病院・日本消化器病学会専門医制度審議委員会認定施設・日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設・日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設・日本がん治療認定医機構認定研修施設・日本緩和医療学会認定研修施設として登録されております。(日本消化器病学会指導医2名、専門医6名。日本消化器内視鏡指導医1名、専門医5名。日本肝臓学会専門医1名。消化器内科研修医4名)2.今年度の取り組みと成果診療実績B型慢性肝炎には抗ウイルス剤として核酸アナログ製剤(ラミブジン・アデホビル・エンテカビル)・インターフェロンを使用した治療を、C型慢性肝炎に対してはインターフェロン治療(ペグインターフェロン・リバビリンを併用)を主体に行っております(平成22年度には22名にインター相澤病院―105―

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